累計200万部を売り上げ、落語ブームの牽引役ともなっている漫画『昭和元禄落語心中』。昨年、一昨年に放映されたアニメに続き、今月12日からNHKでいよいよドラマ化されて、話題を呼んでいる。
タイトルどおりに昭和を主な舞台に、“芸”を絆に結ばれた若者たちの友情や葛藤、師弟関係のトラブルから起こる嫉妬や情愛など、落語さながらの壮大な人情噺が展開する本作。戦前から戦後、そして平成まで“最後の大名人”として落語界に君臨する主人公・有楽亭八雲に扮するのは岡田将生さん。
八雲の10代から老年までをひとりで演じるとともに、柳家喬太郎さん監修のもとでドラマ内でも多くの落語を披露する。
「4月から稽古を始めて、喬太郎師匠にも『少しずつうまくなってきた』と言われました。今はそのたびに落語が好きになっていってます」とコメントを寄せた。