【買った&行ってよかった】一条ゆかり展で見た生原稿に感涙。 | アートとカルチャー | クロワッサン オンライン
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【買った&行ってよかった】一条ゆかり展で見た生原稿に感涙。

クロワッサンオンラインのメンバーによる「買ってよかったもの」シリーズ。今回は弥生美術館で開催中の一条ゆかり展に行ってきたオンラインメンバーのレポートと、展示会場でしか買えないグッズについてご紹介します。

「りぼん派ですか? それともなかよし派?」

女性同士、会話に詰まったらぜひこの質問を投げかけてみてください。かなりの確率で話が盛り上がります。そんな私はりぼん派でした。なんのことかわからない方、ごめんなさい。「りぼん」と「なかよし」という月間少女漫画雑誌の話です。

小学校1年生の入学時から、6年生の卒業まで、ひと月も欠かさずりぼんを買い、そして過去作もしつこく読み返していました。りぼんでベッドが作れる(通称「りぼんベッド」)ほど、りぼんはすべての号が宝物でした。

大好きな作家さんは数多くいるのですが、中でも一条ゆかり先生は別格です。
『デザイナー』、『砂の城』、『有閑倶楽部』、『プライド』など、読み切り含めてだいたい読破しました。ぐいぐい引き込まれる展開や、美しい線、カラー絵も素敵でしたよね。
りぼんっ子には大人っぽいストーリーが多かったですが、子どもの私でも一条先生の世界観には、ワクワク、ドキドキさせてもらいました。

『プライド』以降は、漫画家業をおやすみされていたのですが、集英社デビュー50周年を記念した展覧会が弥生美術館で開催されると……!

先日、ようやく都合がつき、私に一条先生のことを教えてくれた母を連れて行ってきました。

弥生美術館にて

代表作の原画や、生原稿など、漫画家業50年の歴史が詰まった展覧会なのですが、見はじめた瞬間から膝から崩れ落ちるほどの衝撃でした。

「一条先生、絵、うますぎる……」

デビュー当時から原稿がきれいで、色使いのセンスの良さ、水彩画のタッチなど、繊細で力強い線、生原稿の美しさに心を奪われてしまいました。
当時の印刷技術では、繊細すぎて表現できていない部分が多く、本当の色彩やぼかし、細部の書き込みなど、生で見られてよかった……と感涙。隣で見ていたファン歴の長い母も、「上手なのは知っていたけど、こんなにすごいとは……」と絶句していました。

上から、『有閑倶楽部』『砂の城』、『デザイナー』。150円です。
クリアファイルも買っちゃいました.
上から、『有閑倶楽部』『砂の城』、『デザイナー』。150円です。
クリアファイルも買っちゃいました.

こちらが展覧会で買ったポストカードとクリアファイルです。
ポストカードは額に入れて飾ろうかな、と画策中。イラストに合う額を探しています。
うんうん悩んでこの3枚を購入したのですが、帰宅後、なんで全種類買わなかったんだろ、と後悔。会期中に展示替えがあるそうなので、ポストカード買いがてら、全部の会期に行こうかと思っています。

前期:9月29日(土)~10月28日(日)
中期:10月30日(火)~11月25日(日)
後期:11月27日(火)~12月24日(月祝)
※これが掲載されるのが、土曜日の夜なので前期会期中に行ける方ぜひ!

時代ごとにイラストの雰囲気を変えたり、背景やメカの描き込み(当時、車をちゃんと描く少女漫画家は珍しかったそうで、バカにされたくない一心できちんと細部まで描き込んでいたんだそう。さすが先生)、時代ごとにお洋服のトレンドを押さえていたりと、50年間プロであり続けた一条先生のお仕事に心底感動しました。
りぼんっ子はもちろん、漫画好きの方にもこの秋、是非行ってもらいたい展覧会です!

10月25日売りのクロワッサン984号でも、ヘア&メイクアップアーティストの山本浩未さんが、一条ゆかり展についてコメントを寄せています。こちらもご覧ください。(クロワッサン オンライン編集部 ユリ)

ただのファンなので、イラスト集も買いました。展覧会のイラストを全て網羅していてこちらもおすすめ。
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