くらし

腸活おかずの幅が広がる、にんにくヨーグルトを使ったレシピ。

いつもそのまま食べるヨーグルトが、塩とにんにくが加わると新しい調味料に。酸味と塩味のアクセントが絶妙です。
  • 撮影・岡本 潔 スタイリング・久保原恵理
料理研究家 荻野恭子さん

マンネリになりがちな料理のレパートリーを広げてくれる食材として取り入れたいのが、ヨーグルト。身近な食材である塩、にんにくと混ぜるだけで、異国情緒をほんのり感じられる調味料、「にんにくヨーグルトソース」に早変わりする。

「ヨーグルト発祥の地ともいわれるトルコのスーパーマーケットでは、5kgや10kgといった大きなバケツの容器で売られており、買ってきたらすぐに塩とにんにくを混ぜて、冷蔵庫へ入れるのが定番。そのまま食べるよりも、サラダ、パン、パスタ、煮込みなど、あらゆる料理で調味料として多用されます。ほどよい酸味とコクをプラスしてくれるので、ヨーグルトだけで食べるのが苦手な人も、料理になると意外と食べられるはずです」

と、世界の料理を研究してきた荻野恭子さんは語る。腸内環境を整え、免疫力をアップさせる食材としても人気のヨーグルト。デザートだけでなくおかずとして料理の幅も広げてくれるとは。瓶などに入れて保存し、常備調味料に仲間入りさせたい。

にんにくヨーグルトソース

使い勝手のよいにんにくヨーグルトソースに、まずは挑戦。焼いた肉や魚にかけたり、茹で野菜とあえて塩・こしょうで味を調えるだけで、簡単な副菜に。

【材料(作りやすい分量)】
プレーンヨーグルト1パック(400g) 塩小さじ2 にんにくのすりおろし小さじ1・1/2

【作り方】
容器にプレーンヨーグルトを入れ、塩とにんにくを加えてよく混ぜる。
保存は冷蔵で約2週間。

野菜のヨーグルト漬け

塩分控えめの新鋭漬物は、冷蔵庫で1週間、保存可能。

【材料(作りやすい分量)】
野菜300g(今回はにんじん1/2本 きゅうり1本 セロリ1/2本) 塩少々 A[にんにくヨーグルトソース1/2カップ しょうが1かけ(薄切り) 唐辛子1本(粗みじん切り) 8枚切り食パン1/4枚(細かくちぎる)]

【作り方】
1.
野菜は皮をむかずに食べやすいスティック状に切り、塩をまぶす。
2. 容器にA、1を入れてあえ、2〜3時間以上漬け込む。

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