日本人って何かを柔らかくすることにおいては、世界トップレベルなんじゃないかと常々思っています。
火を通すと固くなりがちな牛肉だって、口に入れるととろけるほど柔らかくするし、パンだってふわっふわ。ティッシュペーパーも、まるでシルクのような肌触りのやわやわなものに変えてしまいました。こんなに肌触りの良い繊細なティッシュが売ってるの、日本くらい、ですよね?
でも、時にはしっかり硬いティッシュが恋しくなるときもあるのです。今回はそんなときにおすすめしたい、海外の逸品をご紹介。
「日本のティッシュは鼻をかんだりするとぐしゃぐしゃになるので、これがすごく便利なの」と、固く厚いティッシュがこの世にあることを私に教えてくれたのはパリ在住の友人。なんでも彼の地では、ティッシュと言うより使い捨てハンカチとして利用されているようで、ポッケにしまって1日中繰り返し使う人も多いとか。レストランで使う紙ナプキンを想像してもらうと近い質感です。