超低金利時代が続くなか、注目を集めているのが高金利の定期預金。
「預金金利は金融機関によって差があります。例えば、信用金庫や信用組合では年金の振込口座に指定すると金利を上乗せするサービスを実施しているところが多く、年利1%を超えることもあります」
メガバンクの普通預金の金利が軒並み0・001%だと考えると、破格の優遇だ。また、地方銀行のネット支店の定期預金にも“お宝”定期預金が充実している。香川銀行セルフうどん支店やトマト銀行ももたろう支店などが有名。いずれもインターネット経由で全国から口座開設でき、入出金は提携金融機関やコンビニATMで可能。
「スポーツ好きの人なら『スポーツチーム応援定期』もおすすめ。チームの成績に応じて、金利アップなどの優遇があり、趣味と実益を兼ねられます」
ボーナス時期になると、さまざまな金利優遇キャンペーンも登場する。
「気をつけたいのは実際に有利な利率が適用される期間です。例えば、6カ月もの定期の場合、年利1%で預けられる期間は6カ月間のみ。各種キャンペーンに限らず、高金利の適用期間はしっかり確認しておきましょう」(風呂内さん)