くらし

【保険・年金・貯蓄編】衣・食・住をサポートする、お得な制度とサービス。

知っていれば節約できるお金や、あとで戻ってくるお金を取り逃がしていませんか? 子どもの賠償責任もカバーしてくれる個人賠償責任保険や、ひそかにブームになっている年金保険の仕組みを紹介します。
  • 撮影・千葉 諭 文・島影真奈美

「衣・食・住をサポートする、お得な制度とサービス」の概要は記事の【医療・介護編】を御覧ください。

【個人賠償責任保険】「しまった!」と思ったときのために、日頃から契約状況を確認しておく。

子どもが遊んでいてマンションの1階玄関にある大きなガラスを破損してしまった。こんなとき、とっさに個人賠償責任保険を思い出せるだろうか。実際にあったケースだが、本来55万5000円払って弁償しなければいけないところを、個人賠償責任保険の保険金でまかなうことができた。
「対象範囲が広いので、加入者はもちろん、配偶者や同居の親族、生計が一緒であれば別居の子どもの賠償責任もカバーします」(風呂内さん)
単独加入は稀で、自動車保険や火災保険、傷害保険の特約や、クレジットカードの付帯サービスとして多くの人が加入している。
「賃貸住宅の契約に含まれていたり、分譲マンションの管理組合で共有部分の保険として一括加入している可能性も考えられます」

洗濯機から水が漏れ、マンションの階下3軒分の天井や壁などに損害を与えたケースで、被害総額が236万8000円にも上ったが個人賠償責任保険で補償された実例がある。
「新規に保険加入を検討する際も、まずは手持ちの保険証書やクレジットカード書類を確認し、加入済みのものがないかチェックしましょう」

契約状況によって、例えば海外旅行の際に旅行保険への新規加入が必要かどうかも変わってくる。得するには現状把握が欠かせない。

個人賠償責任保険が含まれている可能性のあるもの

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