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ガレージは、バイクに乗る喜びを感じさせてくれる場所【趣味を満喫、私の贅沢な空間③】

ここで過ごす時間が生きがい──好きなものに囲まれて、心ゆくまで楽しむ。趣味に没頭するために整えた、こだわりの居場所を訪ねた。

撮影・市原慶子 文・保手濱奈美

広瀬桂子(ひろせ・けいこ)さん 編集者。出版社勤務後、2023年にフリーに転身。佐々木俊尚著『人生を救う 名もなき料理』(ダイヤモンド社)などを編集
広瀬桂子(ひろせ・けいこ)さん 編集者。出版社勤務後、2023年にフリーに転身。佐々木俊尚著『人生を救う 名もなき料理』(ダイヤモンド社)などを編集

もとは夫の趣味だったという大型バイク。35歳の時、四国のツーリングで後ろに乗せてもらい、その気持ちよさに開眼。すぐに中型二輪免許を取りに行ったそう。さらに、38歳の時、「今しかチャンスはない」と産後2週間で再び教習所へ。子どもを母親に預けつつ大型二輪免許も取得した。

「この家を建てる時は、最低でも2台入るガレージの設計は必要条件。夫はバイクのメンテナンスができるので、ガレージ内に工具一式が置ける棚も作りつけました。また、夫がいつでもバイクに触りに行けるように、ガレージと部屋をつなぐドアもつけています」

ガレージの棚の一角が、広瀬さんのヘルメットとグローブを置くスペース。ヘルメットは、頑丈なフルフェイスをセレクト。グローブは写真家の三東サイさんが、退職記念にオーダーメイドでプレゼントしてくれたもの
ガレージの棚の一角が、広瀬さんのヘルメットとグローブを置くスペース。ヘルメットは、頑丈なフルフェイスをセレクト。グローブは写真家の三東サイさんが、退職記念にオーダーメイドでプレゼントしてくれたもの
愛車は500㏄のホンダ「Rebel」。カッコよさはもちろん、車高が低く、足が地面にしっかりつくところもお気に入り
愛車は500㏄のホンダ「Rebel」。カッコよさはもちろん、車高が低く、足が地面にしっかりつくところもお気に入り

広瀬さんはバイクをいじるというより、乗ることに喜びを感じるタイプ。そのためガレージ作りは夫に一任。

「息子もバイク好きに成長し、就職して独立する前はガレージに3台収納していました。私は在職中はバイクに乗る時間を取れずにいましたが、定年退職後はヨーロッパツーリングをしたいという妄想が膨らんで……。2024年に家族3人で、それを実現しました」

50代になってから始めた趣味にアルゼンチンタンゴもあり、どちらも「いくつになってもやる!」と宣言。

「今となってはバイクに乗らない人生なんて考えられない。バイクがあれば一人でどこにでも行ける。ガレージは、そんな自由を謳歌するための拠点です」

アルゼンチンタンゴは50歳から。10cmのハイヒールも難なく履きこなす
アルゼンチンタンゴは50歳から。10cmのハイヒールも難なく履きこなす

『クロワッサン』1167号より

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