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電気で“うま味”を増強する!? 食器「エレキソルト」で楽しく減塩を

キリンの新しい食器シリーズ「エレキソルト」にカップが登場。電気の力を借りて食品の塩味やうま味を強調し、減塩を日常に自然に取り入れられるよう設計されています。食卓の新習慣になりそうな、革新的でユニークなアイテムです。

文・三枝陽子

電気で“うま味”を増強する!? 食器「エレキソルト」で楽しく減塩を

電気の力で、減塩しながら美味しい食事を楽しむ新発想

健康意識の高まりとともに、減塩の必要性が兼ねてより注目されています。とりわけ、塩分(NaCl)の摂りすぎは血圧の上昇や血管の負担につながると言われています。だからこそ、ただ「控える」だけでなく、満足感を保ちながら塩分を調整する工夫が求められてきました。

そうしたニーズに応えるべく、2024年に第1弾の「エレキソルト スプーン」を発売。そして今年9月、ヤーマン株式会社とタッグを組んだ第2弾となる新商品「エレキソルト カップ」と改良を加えた「エレキソルト スプーン」が誕生しました。

このエレキソルトは、「電気の力で食品の塩味・うま味を引き立てる」というユニークな発想から生まれています。キリンと明治大学との共同開発による電気味覚技術を搭載し、食品中のイオンの動きを制御する技術を応用し、食事の際に弱い電流を流すことで食事の味わいを増強する仕組み。美顔器技術にも通じる“手元電極”と“作用電極”を応用し、味の増幅とデバイスの小型化を同時に実現しているのが特長です。

また、「エレキソルト」は日常使いを前提に設計され、防水性にも配慮。カップやスプーンの一部を取り外して食洗機で洗える仕様になっており、水回りでも安心して使える耐久性を備えています。今回新たに登場したカップも、使用後に気兼ねなく洗えて生活に取り入れやすいのが嬉しいところ。

デザイン面でも「食器らしさ」を大切にしており、重さや握りやすさなど細部まで工夫されています。余分な装飾をそぎ落とし、直感的に操作できるよう設計されているため、見た目にも暮らしに溶け込みやすく、毎日の食卓にすっと馴染みます。

エレキソルト カップ2万6950円。幅約101mm、奥行き約130mm、高さ約88mm。重量は電池を除いて約186g。リチウムコイン電池(CR2032)で動作
エレキソルト カップ2万6950円。幅約101mm、奥行き約130mm、高さ約88mm。重量は電池を除いて約186g。リチウムコイン電池(CR2032)で動作
エレキソルト スプーン 2万4750円。長さ約201mm、先端幅約39mm、高さ約28mm。重量は約57g。こちらもCR2032で駆動
エレキソルト スプーン 2万4750円。長さ約201mm、先端幅約39mm、高さ約28mm。重量は約57g。こちらもCR2032で駆動
※いずれも11月以降、一部家電量販店やオンラインで販売予定。現在は公式オンラインストアでの先行販売がスタートしています
※いずれも11月以降、一部家電量販店やオンラインで販売予定。現在は公式オンラインストアでの先行販売がスタートしています

減塩サポートへの具体的なアプローチ

エレキソルトのに搭載されている技術は、明治大学とキリンとの共同研究で検証されています。食塩を30%減らした食品を用いた実験では、多くの被験者が「減塩食品でも十分な塩味を感じる」と回答。実際的な減塩の可能性が示されています。

※感じ方には個人差があり、料理によっては効果がわかりにくい場合もあるとされています。また、医用電気機器を使用している方や未成年の使用には注意が必要です。

“おいしい食事を楽しみたいけれど、減塩も大切にしたい”――そんな願いを叶える新しいアプローチとして、登場した新たな選択肢。味を我慢するのではなく、楽しさを保ちながら塩分を調整できる。そんな「調える減塩」を実現するツールとして、エレキソルトは食卓に新しい価値をもたらします。将来的な生活習慣病のリスクを下げる第一歩となる、心強いパートナーになりそうです。

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