毎日の朝食、皆さんは何を食べていますか?
私は、「健康の要は朝のたんぱく質。」特集で、年齢を重ねても生き生きと元気に暮らしている人の朝食と朝のルーティンを取材しました。
一人目は、カフェ「ラ・スリーズ」のオーナーの福安千恵子さん。日々、旅館やホテルのような見た目も楽しい朝食が食卓を彩っています。
毎日カフェに立つ福安さんは、朝食づくりに時間がかけられない。そこで、器使いを工夫して華やかにしたり、昨晩の残り物をリメイクしたり、市販品を活用してパパッと朝食を完成させていました。本当に忙しい日は、お気に入りのお菓子と旬の果物をおめざにすることも。一から調理したものはあまりないのに、手抜き感は一切なし! その魔法のような朝食づくりの裏側を紹介しています。
2人目は、民泊「桃花源」のオーナーの伊藤千桃さん。伊藤さんの朝食には、仕込んでおいたつくりおきや畑で採れたハーブや野菜が大活躍。
驚いたのは伊藤さんが甘いもの、お粥、パンと3段階で朝ごはんを食べていること! 自家製グラノーラやショートブレッド、りんごケーキ、お手製のジャムやしらすのオイル漬けをのせたバゲット、塩豚やお粥…。私も取材日と撮影日の2回、この伊藤さんの3段階の朝食を堪能させていただきました。保存の知恵や自然の恵みを活かして、食べたいものをすぐに拵えてしまう伊藤さんの朝食はとても豊かでした。