くらし

洗濯物に黒い海藻みたいなものがついてきます。

目にするたびに、きれいにしなくちゃ、直さなくちゃ、と思っている家の中の小さなイライラ。
ラクに解消する方法を家事研究家の高橋ゆきさんに聞いた。
  • 撮影・安田光優 文・長谷川未緒 イラストレーション・マエダユウキ

黒いゴミの正体は、洗濯槽についた黒カビですから、月に1度は洗濯槽クリーナーで掃除を。

クリーナーには発泡した泡で汚れをはがす酸素系と、細菌類を殺菌する塩素系がありますから、交互に使うといいでしょう。

カビを繁殖させないために、洗濯後はふたをしめない、洗濯物を入れたままにしないことも大切です。

気になったときにさっと掃除すれば、ラクにきれいをキープできます。

「掃除では床など広い面積をきれいにすることも大切ですが、ちょっと気になっている汚れを落とすことのほうが、じつは驚くほど家全体の空気が変わります」

そう語るのは、家事研究家の高橋ゆきさんだ。せっかく置いたシンボルツリーや、インテリアの要となるソファに埃やゴミがたまっていては、部屋も気持ちもすっきりしない。目をそむけてきた汚れこそ、一度きれいに落として気分を上げよう。

「気になったときにぱっときれいにしてしまえば、後々、大掃除の必要もなくなります。家にあるもので作れる便利な掃除道具も紹介しますので、ちょこちょこ掃除して、汚れをためないようにしてくださいね」

高橋ゆき

高橋ゆき さん (たかはし・ゆき)

家事研究家

家事代行サービスのパイオニア「ベアーズ」取締役副社長。2015年に世界初の家事大学を設立、学長を務める。著書多数。

『クロワッサン』1090号より

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