くらし

観葉植物にたまっている埃が気になります。

目にするたびに、きれいにしなくちゃ、直さなくちゃ、と思っている家の中の小さなイライラ。
ラクに解消する方法を家事研究家の高橋ゆきさんに聞いた。
  • 撮影・安田光優 文・長谷川未緒 イラストレーション・マエダユウキ

観葉植物についている埃は、乾いた軍手ぞうきん(下参照)をはめた両手でやさしく葉の表裏をはさみ、1枚ずつ拭き取りましょう。小さな虫がついている場合もあるので、よく観察してください。埃を拭き取ったあとは霧吹きスプレーで葉に水をしっかり与えます。埃をのぞくと葉が呼吸し、よく水を吸って、いきいきしてきます。

ゴム手袋の上に軍手を装着した軍手ぞうきん。素手感覚で拭き取り掃除ができる。ゴム手袋は端を折り返しておけば、掃除の際に洗剤などが垂れるのを防ぐ。

気になったときにさっと掃除すれば、ラクにきれいをキープできます。

「掃除では床など広い面積をきれいにすることも大切ですが、ちょっと気になっている汚れを落とすことのほうが、じつは驚くほど家全体の空気が変わります」

そう語るのは、家事研究家の高橋ゆきさんだ。せっかく置いたシンボルツリーや、インテリアの要となるソファに埃やゴミがたまっていては、部屋も気持ちもすっきりしない。目をそむけてきた汚れこそ、一度きれいに落として気分を上げよう。

「気になったときにぱっときれいにしてしまえば、後々、大掃除の必要もなくなります。家にあるもので作れる便利な掃除道具も紹介しますので、ちょこちょこ掃除して、汚れをためないようにしてくださいね」

高橋ゆき

高橋ゆき さん (たかはし・ゆき)

家事研究家

家事代行サービスのパイオニア「ベアーズ」取締役副社長。2015年に世界初の家事大学を設立、学長を務める。著書多数。

『クロワッサン』1090号より

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