くらし

よく他人に間違われます。そんなに特徴がないのでしょうか…。【林家たい平師匠とふなっしーのお悩み相談室】

カジュアルなコンプレックスから人知れぬお悩みまで、ふだんなかなか人に話せないあなたの秘めたる思いに、たいっしーこと林家たい平師匠とふなっしーが答えます。

  • 撮影・青木和義 文・嶌 陽子 構成・堀越和幸

【お悩み】

よく他人に間違えられます。信号待ちで見知らぬ人に「昨日はどうも〜」と言われたり、スーパーで「〜さんのお母さんですよね」と言われたり。逆に、友人からは「昨日駅のカフェで見かけたよ」などと言われることも。そこには行ってないのに、です。私はそんなに特徴がない見た目なのか、と少し落ち込みます。かといって奇抜な格好をしたいわけではありません。自分だけの個性をさりげなく打ち出すにはどうしたらいいでしょう?
(40代・ピアノ講師)

ふなっしー(以下、ふ) 「さりげなく個性を出したい」って、ちょっとわがままなことを言ってますなっしな。

たいっしー(以下、た) (笑)。よく人に間違えられるっていうのが、もうこの人の個性だよね。それだけ声をかけられるのは、話しかけやすい優しい雰囲気でもあるってことでしょ。プラスに捉えてほしいな。

 特徴がない見た目なら、探偵事務所に勤めればいいと思うなっし。尾行する時なんかは目立っちゃいけないからなっしな。「探偵事務所で働いてる」って、かなり個性的なっし〜。

 あとは、その相手が間違えている人になりきる! どこまで話を合わせられるか、相手がいつ間違いだって気づくかを試すのも楽しいんじゃない?

 そうやって話を合わせて相手の話を引き出していけば、きっとご近所の秘密ネタもどんどん集められるなっしな。ある意味、地元の工作員になれるなっし。

 ふなっしーは個性の塊だよね。僕なんかは笑点に出ることになった時、どういう個性を打ち出したらいいか悩んだもの。

 師匠もめちゃくちゃ個性的じゃないですかなっし! あんなにキレキレに横にジャンプする人なんて、ほかにいないなっし。

 「スケベ」とか「腹黒」とか、ほかの出演者が強い個性を出してる中で、僕は何だろうと考えた時に、ほかの人より若いんだから、体を使うしかないって思ったの。そんな時にふなっしーに出会って、あのふなっしージャンプが生まれたんだよ。

 ありがたいなっしな〜。

 ほかの人にない自分の武器は何かを、一度じっくり考えるといいかもしれないよ!

【たいっしー&ふなっしーにあなたのお悩みぶつけよう!】

採用された方には、ふたりの直筆による”幸せメッセージカード”(卓上サイズ)をセットで差し上げます。
林家たい平

林家たい平 さん (はやしやたいへい)

落語家

1964年生まれ、埼玉県秩父市出身。武蔵野美術大学卒業後、林家こん平氏に入門。レギュラー出演中の『笑点』で披露するふなっしーネタが評判。http://www.hayashiya-taihei.com/

ふなっしー

ふなっしー

2011年、千葉県船橋市の名産品・梨をPRする非公式キャラ「梨の妖精」として誕生。2022年は地上降臨10周年。毎月27日(ふなの日)20時〜『ふな ふな ブシャらじお』を「274ch.」公式YouTube、Instagramにて生配信中!

『クロワッサン』1092号より

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