くらし

さつまいもと塩鮭の黒ごまご飯と炒め豆腐ときのこの味噌汁【味付けご飯と汁物2品献立レシピ】。

ご飯と汁物は、具材をたっぷり入れるとそれだけで満足できる献立に。食材の意外な組み合わせが美味しい重信初江さんのレシピをご紹介します。
  • 撮影・青木和義 文・斎藤理子

素材を入れて炊き込むだけ。

さつまいもと塩鮭の黒ごまご飯/炒め豆腐ときのこの味噌汁

鮭を焼く手間を省いて生のまま炊き込む。骨付きの鮭を使うといいだしが出て深みのある味に。

塩鮭は焼かずに、そのまま米の上にのせて炊く。

ご飯

【材料(4人分)】
米 2合
さつまいも 300g
塩鮭(甘塩)2切れ
A[酒 大さじ1、塩 小さじ1/2]
黒すりごま 大さじ2

【作り方】
1.米はといでザルにあげ、15分おく。さつまいもは2cm角くらいに切る。
2.米を炊飯器に入れ、Aを加えたら目盛りまで水を注ぎ、上に鮭をのせる。まわりにさつまいもを散らして炊く。
3.炊き上がったら鮭を取り出して骨を除き(皮は好みで刻む)、戻してさっくり混ぜ、器に盛り、黒すりごまを振る。

汁物

【材料(2人分)】
まいたけ 50g
しめじ 50g
木綿豆腐 100g
ごま油 小さじ1
だし 2カップ
味噌 大さじ1と1/2
細ねぎ 3〜4本

【作り方】
1.まいたけは裂く。しめじは小房に分ける。
2.ごま油を鍋に入れて熱し、1を入れて中火で1分炒める。
3.水気を押さえた木綿豆腐を加え、大きく崩しながら1分ほど炒める。
4.だしを入れ、煮立ったら味噌を溶き入れる。
5.器に盛り、細ねぎの小口切りをたっぷり散らす。

味付けご飯と汁物2品献立のコツ

・歯応え、食感に変化をつける。
・物足りないくらいの薄味が大事。
・たんぱく質をどちらかでとる。
・飽きないように薬味で味変する。

 一汁一菜で満足する料理を作るコツは、具だくさんにして薬味や香辛料でメリハリをつけることだと重信初江さん。

「食感の違うものをいろいろと入れると、飽きずに食べられます。栄養のバランスを考えて、ご飯か汁物のどちらかには必ずたんぱく質の具材を加えるようにしましょう」

味付けは物足りないくらいのほうが食べ終わった時にちょうどよくなるので、塩分は控えめに。ご飯の具は水分が多いものを避けるのもポイント。

重信初江

重信初江 さん (しげのぶ・はつえ)

料理家

初心者でも美味しく作れるレシピが人気。TVの料理番組や雑誌などで活躍。『味つけご飯とおみおつけ』(東京書籍)など著書多数。

『クロワッサン』1078号より

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※ 記事中の商品価格は、特に表記がない場合は税込価格です。ただしクロワッサン1043号以前から転載した記事に関しては、本体のみ(税抜き)の価格となります。

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