くらし

NYスタイル、ヘルシー&ボリューミーなシーザーサラダ【坂田阿希子さんのレシピ】

この一品でお腹いっぱい、食卓も華やぐごちそうサラダを坂田阿希子さんのレシピで。
  • 撮影・小林キユウ 文・一澤ひらり

シーザーサラダ

アンチョビの味を染み込ませてカリッと焼いたクルトン、素揚げしたパセリの食感と青のりのような風味が見事なアクセント。濃厚でコクのあるドレッシングをまとわせて、ロメインレタスが主役に。

【材料(4人分)】
ロメインレタス 1株
パセリ小 1束
アンチョビクルトン[バゲット 1/4本(長さ 20cm・120g)アンチョビ 20g、オリーブオイル 大さじ4]
揚げ油 適量
シーザードレッシング[にんにく 1/4かけ、卵黄 1個、塩小さじ 1/3、レモン汁 小さじ1、白ワインビネガー 小さじ1/2、フレンチマスタード 小さじ1、オリーブオイル 70ml、ウスターソース 小さじ1/2、パルメザンチーズ 大さじ1]
パルメザンチーズ(仕上げ用)適量
黒こしょう 適量

【作り方】
1.シーザードレッシングを作る。
にんにくをすり鉢などに入れてつぶし(すりおろしでもよい)、卵黄、レモン汁、塩、マスタード、白ワインビネガーを加えて混ぜ合わせる。
さらにウスターソースを入れて混ぜ、オリーブオイルを少しずつ加え、とろりとするまでよく混ぜる。最後にパルメザンチーズを入れて混ぜ合わせる。水少々を加え、好みの濃度に薄める。

2.アンチョビクルトンを作る。バゲットは3cm角に切り、アンチョビは細かくたたく。オリーブオイルとアンチョビを鍋に入れて火にかけ、フツフツ沸騰してきたら火を止めてバゲットを入れ、まんべんなく浸す。オーブンでバゲットを5~6分こんがりカリカリになるまで焼く(トースターでもよい)。

3.パセリは180度の油で素揚げし、パリパリになったものを細かくする。

4.レタスは1枚ずつ葉をはがし、水に放してパリッとさせ、しっかりと水気を切って4〜5cm幅に切る。

5.レタスとアンチョビクルトンを手で器に盛りつけ、ドレッシングをかける。パセリを全体に散らし、黒こしょうをふり、パルメザンチーズをかける。

坂田阿希子さん

「冷たすぎない人肌のサラダのおいしさは格別です。
サラダは温度を意識すると味わいの違いに気づきます。秘訣は手で和えること。
野菜に味がなじみ、素材の食感を残しつつ、ドレッシングと融合していきます。
手のひらからおいしくなる感触が伝わってくるんです。
野菜はしっかり水切りしてくださいね」

坂田阿希子 さん (さかた・あきこ)

和洋のジャンルを問わず、食材の食感や香りを大切にしたレシピに定評がある。著書に『SPOON 坂田阿希子の料理教室』など。

『クロワッサン』1071号より

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※ 記事中の商品価格は、特に表記がない場合は税込価格です。ただしクロワッサン1043号以前から転載した記事に関しては、本体のみ(税抜き)の価格となります。

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