松田美智子さん秘伝、万能!あまりもの醤油。
撮影・荒木大甫
松田さん宅には、香味野菜調味料の原点〝あまりもの醤油〟がある。
「継ぎ足し継ぎ足しで、もう15年くらいたちますねえ。中に入っているものは、大葉、みょうが、ピーマン、青唐辛子、鰹節、ゆず皮と果汁、レモン汁など。冬場は、かんずりや柚子胡椒も。タバスコ、からし、山椒などを入れることもあります。入れないのは、ねぎ類と、油。ねぎは臭みが強すぎるし、油は傷みやすいので」
季節ごとに入れる食材が変わることで味の変化も楽しめる。
「湯豆腐にかけたり、肉をちょっと焼いた上にソースとしてかけたり。焼きそばの味付けに使ってもさっぱりと美味しいですよ」
あまりもの醤油を最初に作るときは――。
醤油500ml、米酢50ml、青唐辛子10本(薄切り)、にんにくと生姜のみじん切り各大さじ1を合わせて、2週間冷蔵庫に。その後は、自由に香味野菜や醤油を適宜継ぎ足して保存。
『クロワッサン』1063号より
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