くらし

運気に乗って、最高の模様替えを実現。 脚本家・中園ミホさんの、光がまわる部屋。【編集部こぼれ話】

3月10日発売の『クロワッサン』1065号、「気持ちよく暮らせる家は、一日10分の小片づけで。」特集号のこぼれ話をお届けします。

「模様替えルポ」で登場していただいた、脚本家の中園ミホさん。
したいと思っても、忙しさに追われて、なかなか実践するのは難しいものですが、中園さんの背中を押してくれたのは、その時の「運気」。

占い師でもある中園さん、12年周期で運気が変わる四柱推命をベースに、独自の占いをしていますが、3年前は、12周期で最も運気のいい<極楽>。

思うように物事が進む年でもあり、今やるしかない、と決心して、さっそく、一番傷んでいた階段部分と洗面所を改装。次はリビング、ダイニングに着手と思っていましたが、年が変わったら、脚本の仕事が忙しくなってしまいました。

桟を広く配置して、モダンな印象にした障子。夜も柔らかい光が部屋に回る。(撮影・三東サイ)

「2階に住みながら改装していたので、どうにも音が気になって」
思えば、この年は<餓鬼>という運気。
「物事が停滞する時なんですね。こういう時は無理して進めてもダメ。1年間、中止することに決めました」
そして昨年、運気は<回帰>に。
「この時期は、文字どおり、やり残したことを挽回するといいんです。迷わず、再開を決めました」

この間、コロナ禍で生活も一変。中園さんの気分もすっかり変わっていました。もとは、かなり落ち着いた雰囲気をイメージしていましたが、明るくて居心地のいい部屋にしたいと、建築家の古市久美子さんに再度相談。

そして提案されたのが、南窓全面をカーテンでなく障子にする案。南からの直射日光が空間に拡散され、柔らかい光が部屋全体に広がる効果があるそう。

「和風になりすぎないように、デザインもモダンな印象にしていただき、本当に気に入っています」

大正時代の建具を取り入れたり、フローリングに琉球畳のスペースを設けたり、随所に工夫が凝らされています。

フローリングと一体感のある畳スペース。ゴロゴロできると、お客さんにも好評。(撮影・三東サイ)

「時間はかかりましたが、ベストなタイミングで、最高の模様替えができたと思っています。運気に逆らわず流れに乗るのは、大事なんですよ」  

中園さんの占いについては、『相性で運命が変わる 福寿縁うらない』『占いで強運をつかむ』(共にマガジンハウス刊)をぜひご参照ください! (編集H)

3月10日発売の『クロワッサン』1065号は「気持ちよく暮らせる家は、一日10分の小片づけで。」

家に関心が高まり、片づけ気運が高まったものの、「全然片づかないのはなぜ 」と思ってる人も少なくないはず。でも、定位置、出しやすさ、動線など、ポイントを押さえれば、少しずつでも片づけはできる! プロや素敵な部屋を実現している人のアドバイスから、自分に合った片づけ法を見つけて。

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