どんな内容でも、ざっくばらんに話すのが雑談というわけではない。
「外見や事前情報だけでなく、話しながら探り、反応を見る。その人の価値基準に関わる話は避け、相手が不快な思いをしていないか気を配りましょう。例えば宗教や政治の話など、その人が大切にしているものにたやすく触れるのはNGです」(高原さん)
最近では、感染症対策に対する考え方なども同様だと秀島さん。
「世間話感覚の軽い気持ちでした発言が、不本意に相手を傷つけたり、怒らせてしまうリスクもあります。親しい仲や年下の人などとは特に、フランクになりすぎず、礼儀を忘れないことが大事です」