ヤマザキさんといえば、現代日本の銭湯に古代ローマ人が現れて騒動になる漫画『テルマエ・ロマエ』が出世作。お風呂はステイホーム中も癒やしの源に。
「14歳年下のイタリア人の夫と結婚してから、エジプト、シリア、ポルトガル、アメリカと住んできましたが、なかなか浴槽のある家に暮らせなかったんです。だから長い間、妄想でしか入浴できなかった(笑)。『テルマエ・ロマエ』は私の入浴への渇望から生まれた漫画です。でもお風呂に関してはいまは極楽。一日3回入ってますからね」
お湯に浸かると幸せホルモンと呼ばれるセロトニンが脳内に分泌されると聞いて、湯船の多幸感に合点がいったというヤマザキさん。