くらし

書き下ろし新作詩も。いまこそ味わいたい詩の力。谷川俊太郎さんに聞きました。

前例のない日々が続くなかで、詩情は人々の支えになるのか。日本を代表する詩人に、今考えていることを聞くとともに新作詩をお願いした。
  • 撮影・清水朝子(谷川さん)、黒川ひろみ

谷川俊太郎(たにかわ・しゅんたろう)さん
詩人。1931年、東京生まれ。’52年、第一詩集『二十億光年の孤独』でデビュー。その後は多数の詩集、絵本、翻訳、脚本、作詞などジャンルを超えて活躍。7月末に新刊『ベージュ』(新潮社)を刊行予定。

3月以降のコロナ禍のなか、
日常において変わったことや
変わらないことを教えてください。

88歳の私にとっては
COVID–19の
脅威よりも、
自分の心身の老化の
脅威の方が身近なので、
日常に特に
変化はありません。

今の状況と似た体験を
されたことがありますか。

ありません。

今読みたい詩集、
あるいは一篇を挙げていただけますか。

今読みたい詩、読みたい詩集は
特にありませんが、
もう30年以上前から
今も翻訳を続けているコミック
「PEANUTS」
には一種の救いを感じています。

全1万7897作品を収録する『完全版ピーナッツ全集』(チャールズ・M・シュルツ著、河出書房新社)。全25巻(各巻2,800円)で現在14冊分が発売中。谷川さんは自身の翻訳を全面的に見直し、新たな言葉で作品を紡ぐ。

詩集などの作品の味わい方や
楽しみ方などを教えてください。

詩は他人の評価に惑わされず、
その人が暇な時、ふっと読みたい時に
読むのがいいと思います。

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