くらし

暑い日も手軽に作れる、スパイスの香りが立つ油撥麺(ユーポーメン)【三原寛子さんのレシピ】。

蒸し暑い時季がくると無性に食べたくなる、辛いもの。すっきり汗をかくと涼を感じられるし、食欲のないときにはほどよい刺激に。そんな辛うまレシピが、今夏から食卓の定番になること間違いなし!
  • 撮影・小林キユウ

世界の中でも蒸し蒸しと湿度も気温も高い地域に多いのが、辛い料理。食欲不振からくる夏バテ防止にもなり、さわやかな汗をかける辛うまレシピはこれからの季節の心強い味方だ。

「辛いものを食べて身体が温まると、気分もしゃっきりするので、身体が重く感じているときの着火剤となってくれます。梅雨の時季にもおすすめ」

と、三原寛子さん。自身も「今日は辛いものが食べたい!」と急に思い立った際には、青唐辛子入りのパスタや旅先の四川で出合った油潑麺などをよく作るのだという。

三原寛子(みはら・ひろこ)さん●料理家。小岩里佳さんとの料理ユニット「南風食堂」主宰。『発酵デパートメント』『CASICA』の料理監修、レシピ提案や商品開発など幅広く活躍。

七味唐辛子

赤唐辛子に山椒や陳皮、麻の実など薬味や香辛料を挽いて調合したミックススパイス。辛い和え麺のアレンジに使う場合は、油に加えて香りを立たせるのがコツ。

油撥麺(ユーポーメン)

【材料(2人分)】
麺2玉 チンゲン菜1/2株
ピーナッツ8粒
パクチー少々
鶏ガラスープ360ml
醤油大さじ1
塩小さじ1/4
白ねぎ(みじん切り)大さじ2
ごま油大さじ3
しょうが(みじん切り)小さじ1
にんにく(みじん切り)小さじ1/2
七味唐辛子小さじ2

【作り方】
1.チンゲン菜は2cm長さに、ピーナッツ、パクチーは粗みじんに刻む。
2.たっぷりの湯で麺を指定時間ゆでる。ゆであがる1分前にチンゲン菜を入れ、麺とともにざるにあける。
3.麺、鶏ガラスープ、醤油、塩をボウルでよく和えて器に盛り、白ねぎをのせる。
4.フライパンにごま油、しょうが、にんにく、七味唐辛子を入れて火にかける。香りが出て、にんにくがうっすらと色づいたら、麺の器のねぎにそのまままわしかける。仕上げにピーナッツ、パクチーを散らす。

『クロワッサン』1023号より

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