くらし

ズバリ、ホコリがなるべく立たないような暮らし方のアイデアはありますか?

普段の生活で苦手な掃除は何? そんな問いを立て、編集スタッフに大調査。知的家事プロデューサーの本間朝子さんとダスキン サービスマスター事業部マネジャー小松拓也さんのお二人に話を聞いて、かゆいところに手が届くプロの意見をQ&Aでお届けします!
  • 撮影・岩本慶三 イラストレーション・山口正児 文・板倉みきこ

【Q】ズバリ、ホコリがなるべく立たないような暮らし方のアイデアはありますか?

【A】
「脱衣所、クローゼット前、トイレなど、服を脱ぎ着する場所にホコリが多く発生します。部屋に落ちているホコリの半分以上が、衣類から出る綿ぼこりだからです。なので、帰宅後はリビングのソファやダイニングの椅子に洋服をかけず、クローゼットに直行するなど、衣類を着脱する場所を限定してみましょう。ホコリ予防になるし、服の散らかり予防にもなります」(本間さん)

効率良くホコリを取る知恵も知っておこう。

「ホコリは1メートル落ちるのに9時間ほどかかるというデータがあります。寝ている間に舞い落ちたホコリを、朝、窓を開けずにサッと取り除きましょう」(小松さん)

「フローリングは部屋の隅にホコリが溜まりやすく、絨毯は人が通るところに絡まっています。時間がない時は、その場所を掃除するだけでも違います」(本間さん)

衣類の着脱場所を限定し、ホコリが床に落ちるタイミングで掃除。
本間朝子さん

本間朝子(ほんま・あさこ)さん
知的家事プロデューサー。仕事と家事の両立に苦労した自身の経験から、無駄な時間と労力を省く「知的家事」を考案。著書に『ゼロ家事』(大和書房)など。毎月無料家事セミナー開催。

小松拓也さん

小松拓也(こまつ・たくや)さん
ダスキン サービスマスター事業部マネジャー。掃除用品の販売や家事代行など、暮らしの中の“キレイ”を提案する会社「ダスキン」に勤務。現在、ハウスクリーニング部門で活躍中。

『クロワッサン』1024号より

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