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ノズル部分が汚れていると、スムーズに水が出なくなるなど本来の機能が保てず、細菌が繁殖して衛生上も問題に。温水洗浄便座自体に自動掃除機能が付いているものも多いが、これは弱い水量で、取れやすい汚れしか洗い流せていないのが実情。
「ノズル周囲は、排尿や排便時の飛び散りなどで裏側が汚れますし、掃除機能の水が及ばない付け根など、目に見えないところがけっこう汚れているものです」(小松さん)
繊細な作りなので拭き掃除を基本に、週に1度行うのが理想。素材を傷めない中性洗剤を付けた柔らかい布や、トイレ用シートを使う。がんこな汚れには、歯ブラシなどに洗剤を付けて優しくこすり洗いを。
「ゴム手袋に掃除用の手袋を重ねて使えば、指先で拭き掃除ができるので、ノズルの微細な部分の汚れが取れます」(本間さん)