便利? お得? 怖くない?話題のスマホ決済の使い方。
文・保手濱奈美 イラストレーション・黒猫まな子
いま話題の二大スマホ決済の特徴や始め方を解説。
【QRコード】支払い方法の選択肢が多く、 独自のサービスも充実。
「QRコードとは、アプリに表示されるQRコードやバーコードを介して行う決済のこと。支払い方法は、銀行口座やクレジットカードと紐づけることもできれば、現金をチャージしてプリペイド式にすることもできるなど生活スタイルに合わせて選べる場合が多い」
現在の主流は10社ほど。
「利用できる店舗数が多いという点で使い勝手がいいのは『PayPay』です。QRコードは、友人同士で送金できるという特有のサービスも人気ですが、『LINE Pay』はそれが簡単にできると女性に好評。サービス、特典ともに各社、様々に展開しています」
注目はこの2つ。
PayPay
Copyright (C)PayPay Corporation. All Rights Reserved.
過去の「100億円相当あげちゃうキャンペーン」など、大胆な特典の期待あり。消費者還元のほか0.5〜1.5%(4月現在)のボーナス還元。
LINE Pay
(C)LINE Pay Corporation
月の決済額によって決まる「マイカラー」で、消費者還元のほか0.5〜2%(6月30日まで)ポイント還元。クレジットカード不要のプリペイド式。
ほかにもまだある
「楽天ペイ」は、楽天カードを持っている人なら、支払いで楽天スーパーポイントを使う、貯めることができるなど連動性が高い。また、NTTドコモは「d払い」、KDDIは「au PAY」を提供。買い物で利用した金額を、携帯電話の利用料金と合算して支払いができる。
[始め方]PayPayの場合
1.アプリをダウンロードする
2.携帯番号やパスワードの入力などアカウント設定を行う
3.現金チャージまたはクレジットカードなど、支払い方法を設定
4.レジでQRコードを提示し支払う
【電子マネー】交通系の電子マネーならスマホで電車に乗れる。
電子マネーの中でも注目なのが、JRなど鉄道会社が提供している、いわゆる“交通系”。
「アプリを利用すれば、電車やバスにスマホで乗ることができて便利です。支払い方法は、あらかじめ一定金額をチャージするプリペイド式のみ。クレジットカードと紐づけておけば、いつでもどこでもチャージが可能です。クレジットカードによっては、還元率が有利になるお得なケースも。また、電子マネーのポイントを貯めるには、事前にウェブサイトでの登録が必要になりますが、貯めたポイントはチャージに回すことができるので、乗車に使えてこれも便利です」
注目はこの2つ。
モバイルSuica
(C) East Japan Railway Company
首都圏の交通機関で利用可能。JR東日本の乗車でポイントが貯まるので、日常的に電車を利用する人はお得。買い物できる店舗も多い。
モバイルPASMO
(C) PASMO Co.,Ltd. All Rights Reserved.
今年3月からスタート。ただし、Android(TM)のみ。使える店舗が多いのは、モバイルSuica同様。紛失した場合の再発行手続きが無料。
ほかにもまだある
アプリで使える交通系の電子マネーは、現在「モバイルSuica」と「モバイルPASMO」のみ。関西の「ICOCA」や九州の「SUGOCA」は、「おサイフケータイ」や「ウォレット」と連携させるとスマホでも使える。サービスに大差がないので、生活圏内のものを選ぶのが基本。
[始め方]モバイルSuicaの場合
1.アプリをダウンロードする
2.名前やクレジットカード情報などを入力し、新規会員登録をする
3.アプリの画面を開き、チャージをする
4.レジで「Suicaで」と伝え、決済端末にスマホをかざして支払う
岩田昭男(いわた・あきお)さん●クレジットカード評論家。近著に『キャッシュレス時代のクレジットカード&スマホ決済&電子マネー攻略ガイド』(マイナビ出版)がある。
『クロワッサン』1019号より
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