【試して納得】ガーゼが汗をスッと吸収、ふんわりやさしい顔拭きミニタオル。

６枚ものガーゼを重ね、水分をサッと吸収してくれるガーゼのタオル。人気のバスタオルに姉妹商品が誕生しました。

撮影・青木和義　文・板倉ミキコ

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ふんわり風をはらんで揺れるシーツやタオルを見ていると、春の心地良さが倍増します。
厚手のフカフカタオル好きだった私が、薄いガーゼを重ね合わせてできたタオルに変えたのが２年ほど前（６枚重ね湯上りバスタオル）。

６枚ものガーゼを重ねていても生地と生地を留める織部分がないので、タオルを軽く振るだけでガーゼ一枚一枚に空気が入り、軽やか且つ、濡れた後でも乾きが早いんです。もちろん、ガーゼの肌あたりはとってもソフト。濡れた体をふわっと包み、水分をさっと吸収し、サラッとした使い心地です。

初めはシャキッとしていますが、洗うたびにふわふわシワシワ。柔らかさがどんどん増していくたびに愛着も増します。こんなシワシワが顔にできるのはごめんですが、ガーゼのタオルなら何本入っても悲しくなりません。

このバスタオルの愛用者のリクエストから生まれたのが、今回ご紹介する顔拭きミニタオルです。

縫製の仕方、ガーゼの重ね具合はバスタオルと同様。ハンカチだと小さすぎるし、昨今の酷暑の夏にほとばしる汗を拭き取るには心もとない。スッと水分を吸い取りながら乾きの早いバスタオルのミニ版が作れないものか……。どこのどなたか存じませんが、バスタオル愛用者の先輩ったら、目の付け所が素晴らしい。このミニタオルがあれば、汗っかきの私でも安心です。

ガーゼだから、センシティブな肌の持ち主も、赤ちゃんだって大歓迎。バスタオル同様、洗うたびにふわふわシワシワに変わっていきますので、まあ、見た目に色気はあまりありませんが、江戸っ子が風呂上がりに使っていた手ぬぐいにも通ずる清潔感が漂うではありませんか。糸を染めると繊維が硬くなるからと、敢えて白一色にしているわけです。なるほどね。