くらし

マナーがわかれば、食べ方きれい、このアジア料理。【小倉朋子さん】

話題のニュースから、うっかり勘違いの作法まで。大人の常識をアップデートする、珠玉のトピックを集めました。アジア料理の食べ方のマナーを小倉朋子さんに伺います。
  • 撮影・青木和義、黒川ひろみ、谷 尚樹  文・薄葉亜希子 

中華をはじめ、韓国料理やタイ料理など、アジア料理を食べる機会が増えたものの、そのマナーはというと意外と知らない人は多い。

「絶対に守るべきルールというほど固くはありませんが、エレガントに食べるほうが食事をする相手に失礼がなく、自分も美味しくいただけます」と、トータルフードプロデューサーの小倉朋子さん。特に注意したいのは大口を開けて会話が途切れてしまう食べ方だ。

「韓国料理のサムギョプサルや中華の北京ダックは気をつけたいですね。また小籠包は熱々のスープをいただくのが醍醐味。レンゲと箸の使い方がポイントです」

また、アジア各国共通して、食器を持ち上げるのはマナー違反。

「食器を手に持って食べるのは日本だけ。それを基本としつつ、知っていそうで意外に知らない、3つの料理の食べ方を覚えましょう」

【北京ダック】

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改まった席で食べることも多くスマートにいただきたい。具をこぼさないコツは巻き方。皮の手前に具を寄せて半分に折りたたみ、上下を逆にして左を丸め、右を重ねる。キュウリやネギを少なめにすると巻きやすい。

【サムギョプサル】

細長い春巻きのように何口にも分けず、ポイッとひと口で食べるのが美しい。葉のやわらかい部分に豚肉をのせ、味噌や調味料を好みで入れるが、ひと口で食べきれる量にする。葉をたたみ、固い部分をフタのように重ねていただく。

【小籠包】

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皮が薄くて何かと食べにくい小籠包。箸とレンゲを両手に持ち、箸で皮の上部の固い部分をつまんで、レンゲにのせる。やけどしないように小籠包の側面に箸で穴を開け、先にレンゲの上にスープを出して飲んでもよい。

小倉朋子(おぐら・ともこ)さん

トータルフードプロデューサー。飲食店のコンサルティングや大学の食の専門科目講師など広く活動。ベストセラー『世界一美しい食べ方のマナー』(高橋書店)ほか著書多数。

『クロワッサン』1007号より

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