くらし

とうもろこしとジャガイモの冷たいポタージュ【三原寛子さんのレシピ】

夏バテ気味の時にこそ食べたい、さわやかな一皿。火を使う調理が少ないのもうれしいポイントです。
  • 撮影・柳原久子 文・嶌 陽子

素材をトースターで焼くことで、ぐんと香ばしくなる。

焼いたナッツが隠し味

よくメキシコを旅するという三原さん。これは現地で食べたスープからヒントを得たものだ。

「メキシコはとうもろこしの種類が豊富で、いろいろな料理に使われています。スープにもよく大きなコーンが入っているんです。オレガノを入れるとおいしいということも、旅先で初めて知りました」

とうもろこしとジャガイモの香ばしさを引き出すために、オーブントースターで焼き色がつくまで焼くのがポイント。カシューナッツも一緒に焼くことで、味に深みが出る。味噌も隠し味だ。

「野菜は少し粗熱を取り、冷たい牛乳と合わせミキサーにかけるだけで、ひんやり冷たいスープに」

【材料(2人分)】
とうもろこし1本(150g)
ジャガイモ1個(150g)
カシューナッツ20g
牛乳500ml
味噌大さじ1
ライム果汁大さじ1
ドライオレガノ小さじ1/2
オリーブオイル少々
こしょう適量

【作り方】
1.とうもろこしは実をそぎ、ジャガイモは皮を剥き、5mm幅に切る。
2.アルミホイルの上にとうもろこし、ジャガイモ、カシューナッツをのせ、トースターか魚焼きグリルで薄く焼き色がつくまで焼く(カシューナッツは焦げやすいので色づいたら先に取り出す)。
3.ミキサーに、2と牛乳、味噌、ライム果汁、オレガノを入れて攪拌する。
4.器に盛り、オリーブオイルを回しかけ、こしょうをふる。

三原寛子(みはら・ひろこ)さん●料理研究家。料理ユニット『南風食堂』を主宰。店舗のフードディレクションや、アーユルヴェーダ料理教室の開催など幅広く活躍。https://www.nanpushokudo.com

『クロワッサン』1001号より

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