【一白水星の2021年下半期(8月8日〜2022年1月31日)の運勢】真木あかりの九星気学占い

九星気学では旧暦を使うので、現在のカレンダーでいえば2月からが1年の始まりと数えます。そこで下半期の運勢も、8月から来年の1月という区切りでお届けします。
上半期に続き、六白金星の年であることに変わりはありません。品格のある振る舞いと良質な生活を目指すことが開運につながります。なお、カレンダーが切り替わって2022年1月になると、2022年2月から始まる「五黄土星」の影響がだんだんと濃くなっていきます。努力の結果が吉凶として如実に反映される年ですから、2021年からコツコツと地道な積み重ねをしていくのは、素晴らしい恵みをもたらしてくれるだろうと思います。とはいえ、皆様ならすでに、日々積み重ねていらっしゃることでしょう。良いほうにつながると信じて、この下半期も頑張ってまいりましょう。
  • 文・真木あかり

一白水星

総合運

もっと上へ、もっと高みへと自分を高めていきたいという、澄んだ向上心が胸を満たしていくでしょう。そのためには、5月から7月あたりまでに起こったことを振り返ってみるとよさそうです。この時期、あなたが気力・体力の大部分を尽くして頑張ってきたことがあったと思うのですが、参考になるのはふたつの視点です。ひとつは「何のために頑張ったか」ということ。もうひとつは「やりすぎたことは何か」ということです。

「何のために頑張ったか」については、自分のため、家族のため、目の前の誰かのため……といろいろな思いがあったかと思います。下半期はできれば、より広く「シェア」していく視点を持てると発展性が出てきます。ただ、「より広く、大きなことを」ではなく、「本質的に大事なことを、着実に」が正解。たくさんやればやるほどいい、すごいことであるほどいいといった発想では、空回りしてしまいがちです。

もうひとつの「やりすぎたことは何か」、これはあなたが頑張りすぎないためのおまじないです。上半期と比較して、無理がきかないのが下半期。5月から7月にかけて、一生懸命さがいきすぎたことがあるならば、下半期はグッと抑えましょう。「やらないことリスト」を作ってみるのも良いだろうと思います。

対人運

人に対してこういった表現をするのは穏当ではないのでしょうが、付き合う人を取捨選択する必要が出てきます。人脈は拡大するよりも、大切にすべき人に限定を。そうでないと「ただただ忙しいだけで、あっという間の半年だった」という感想を来年の2月に持つことになりかねません。あなたとあなたの大切な人の充実のためにも、あなたから「もっていく」ばかりの人、あなたに「してもらう」ことばかり期待している人はご遠慮願ったほうがいいでしょう。 対人関係に前向きな動きが起こるのは8月。9月は対人面で変化が起こりますが、あなたにとって前向きな意味を持つものです。たとえぱっと見は望まない変化のように見えても、最終的には「これがベストだったんだ」と思えるときが来るので、一喜一憂せず流れに任せるといいでしょう。年末は忙しくなるのですが、家族や仲間との結束が強まるときです。ひとりで頑張ろうとしすぎなくても大丈夫。むしろ、適度にお願い上手になることで、相手があなたへの理解を深めてくれます。「大変だったんだね」「いつもありがとうね」といった言葉が飛び交う、優しい年末になるでしょう。年明け1月は、目立つ言動は避けて無難を目指したいところ。せっかくの優しさや一生懸命さが、誤解されやすいとき。それではもったいないですからね。

恋愛運

夏から秋口にかけては楽しいことが多いでしょう。恋を探している人なら、レジャーや趣味の場が狙い目。感染症対策を優先したい人は、今はリアルイベントを避けたい気持ちのほうが先に立つでしょうか。そんなときはSNSで趣味の投稿を多めにするなど、「種まき」的なことをしておくといいかも。コメントなど、何らかの反応をしてくれた人に対しては丁寧な返答を。そういった部分も意外に見られているようです。それ以降は動きが少ないのですが、来年春にはふたたび運気が上がります。今年の秋から冬は、来るべき恋のための自分磨きシーズンと思ってみて。 パートナーがいる人は、暑さが残るうちはいいムード。ただし、秋以降は衝突が増える見通しも出ています。だからといって言いたいことを我慢していると、絆というもののは少し脆い部分ができてしまうのですね。むしろ、不満になる前の「要望」の段階で気持ちを伝えておくのはパートナーシップの基盤固めになります。どんな言葉で伝えるべきか迷ったときは、言いたいことを一度、紙に全部書き出してみるといいでしょう。それから吟味してみると、ぴったりの言葉が見つかるだろうと思います。

金運

もっとも良いのは8月から9月にかけて。ただ、年間で見ると今年のピークはもう過ぎているので、収入面での大幅アップは見込みにくいでしょう。頑張れば頑張るほど収入が増えるパートやフリーランス、副業での仕事は「その分、仕事を増やせばOKなのでは?」と思われるかもしれません。ただ、それよりもスキルアップやプライベートの充実のほうに時間を確保したほうが、これからの日々の安定につながります。むしろ、欲をかいて変な仕事を引き受けてしまうと、報酬以上の苦労まで引き受けてしまいやすいので注意しましょうね。11月から来年1月は、想定外のハプニングで出費がありそう。予備費を多めに残しておくと、気持ちの余裕が違います。ひるまず対処できるはず。

2021年下半期の吉方位

8月の吉方位:南、北
南は先見性が増してなんでも順調に進む方位。ブレイクスルーとなるアイデアも浮かぶでしょう。北はいい友人に恵まれる方位。仕事の評判も高まります。

9月の吉方位:南東、北
南東は人からの引き立てが得られる見通し。北もまた人の輪が広がり、人間関係全般にいい動きが起こります。

10月の吉方位:南西、東
南西は良いアイデアに恵まれ、行動力が出てきます。東はこれまでの努力が報われる方位。頑張った人ほどいい結果が出るはず。

11月の吉方位:東、西
東はトークが冴え、ビジネスや対人関係で有利に。いいアイデアが欲しいときにも◎。西は金運アップ。臨時収入も期待できるかも。

12月の吉方位:なし
残念ながら吉方位はありませんが、南と東は吉凶がありません。お出かけをするならこちらを選んでみるとよさそうです。

1月の吉方位:南、北東
南は先々の展望を正しく見定めるカンが働きます。金運にもプラスの効果が。北東は対人関係が好転する予感。

一白水星の基本性格
液体として存在するだけでなく、氷に水蒸気にとさまざまにかたちを変える水のように、柔軟で誰にでも人当たり良く接することができる人。ほがらかでコミュニケーション上手の人気者ですが、実はこれは表面上のお話。内面ではこだわりが強く、ひとりの時間が取れないと息が詰まってしまうようなところもあります。我慢強い頑張り屋さんゆえに、苦労性なところもあるでしょう。その分、努力が実ったときのリターンは大きいので、ほどよく頑張るポイントをいくつか押さえておけると素敵です。ひとりで抱え込みすぎず、頼ったり相談したりすること、自分が心地よいペースを「我慢」ではなく「ほどよさ」によってキープすること。そうすれば、あなたが持つ特性を素敵なかたちで活かしていけそうです。なお、苦労性と書きましたが、これはただ苦労するだけなどという損な話ではありません。頑張った分は必ず、あとから報われることになっています。中年期から晩年期が楽しくなりますので、どうぞお楽しみに。

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