多発性硬化症 (たはつせいこうかしょう)

原因と特徴

多発性硬化症とは、複数の神経症状が起こる難病です。手のしびれやふらつき、排尿障害、視力や見え方の障害などが症状として多くみられますが、あらわれる症状に個人差が大きいのもこの病気の特徴です。その原因はいまだわかっていませんが、発症に関わる環境的要因として、EBウイルスへの感染や喫煙歴などが報告されています。主な症状に挙がっている病変が、部位を変え、時間を変えて繰り返しあらわれます。

治療

多発性硬化症の治療では、神経症状の早期回復ならびに再発の予防、障害の進行抑制を目的とした薬物療法を中心として行われます。

監修

前田裕輔 (まえだ・ゆうすけ)

グランプロクリニック銀座院長

関西医科大学卒。内科専門医、日本抗加齢医学会専門医。

https://granpro-clinic.com/

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