帯状疱疹 (たいじょうほうしん)

原因と特徴

帯状疱疹とは、水痘帯状疱疹ウイルスによって引き起こされる皮膚症状です。初めて感染した場合は、水疱瘡を発症します。一度治った後でも、水痘帯状疱疹ウイルスは体内に潜んでいることから、ストレスや疲れなどを機に体内の抵抗力が低下すると、再活性化して帯状疱疹を引き起こします。初期症状としてはピリピリとした皮膚の痛みがあり、見た目としての変化は大きくありません。そして、時間経過とともに段々と赤みや発疹があらわれます。約1週間は発疹の症状が悪化することが多く、3週間ほどで回復へと向かいます。全身に症状があらわれます。

治療

基本的には抗ウイルス剤を使用します。強い痛みをともなう場合は、抗けいれん薬、神経ブロックなどを組み合わせた治療が必要です。症状が重症化してしまうと、入院治療の必要があるケースもあります。

監修

前田裕輔 (まえだ・ゆうすけ)

グランプロクリニック銀座院長

関西医科大学卒。内科専門医、日本抗加齢医学会専門医。

https://granpro-clinic.com/

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