からだ

今からできるカンタン養生で、“水はけのいい体”を目指す。

  • 撮影・岩本慶三 文・太田佑子 協力・米倉竜太(「軆」Katachi-Trainer代表) イメージ写真/撮影・玉置順子(t.cube) スタイリング・白男川清美 ヘア&メイク・浜田あゆみ(メランジ) モデル・怜花 撮影協力・UTUWA

【POINT2】旬の食材を意識して、バランスのとれた食事を。

夏におすすめの食材。

●豆類( 小豆、大豆、黒豆など )
●ウリ類(キュウリ、白うり、まくわうり、メロン、冬瓜、スイカなど)
●麦類( 大麦、ハトムギ、小麦など )
●緑豆はるさめ
●とうもろこし
●すもも
●海藻類
●お茶( 緑茶、紅茶、ウーロン茶 )
●コーヒー
●ココア
●豚レバー
●レタス
●香味野菜(コリアンダー、みょうが、大葉など)

とうもろこしはヒゲの部分を煮出してお茶にしてもおいしい。スイカやキュウリは清熱効果が高いので、盛夏から秋に向けて食べる量を少しずつ減らしていくこと。

養生の基本の第2項目、「食事」についてはどのように考えればいいのだろうか?

「じめじめ蒸し暑い季節なので、冷たいものを多食しがちですが、控えめにしてください。夏に体を冷やしてしまうと、秋に不調を呼び込むことになります。東洋医学では、前の季節の過ごし方が現在の体調に反映すると考えます。水の滞りをよくすることを利水(りすい)(利湿(りしつ))といいますが、今、食べるべきなのは、この働きをもった食材です」

代表的なものを上の表にまとめたが、スイカやキュウリなどのウリ類や、みょうがや大葉など香味野菜が並ぶ。

「果物や魚もそうですが、旬の食材はやはりその時季に体が必要とする働きをもっています。しかも安いから、体にも財布にも優しい(笑)。ただ、ここ数年、早い時期から暑くなるなど季節が前倒しになっている印象です。カツオが春の終わりに出回るなど、食材の旬にも変化が生じています。ハウスや養殖ものではない、食材の実際の旬を見極めて、うまく食事に取り入れていきたいですね」

ただし、いくら旬の食材でも食べ過ぎは厳禁だ。

「すべての食材で食べ過ぎは湿邪を増やします。また、塩や砂糖、赤身の肉、牛乳、乳製品、油脂も控えめに。同じく、体に湿気をためこみます」

理想的な食事バランスは、炭水化物を1として、タンパク質1、野菜2の割合。湿気をとるために旬の野菜だけたくさん摂ればいいのではなく、あくまでも栄養バランスよく食べることが基本となる。

「毎食バランスをとるのが難しければ、2〜3日のうちで帳尻を合わせるなど、臨機応変に工夫してください」

栄養バランスは1:1:2で。

仕切りのついたフードプレート。電子レンジも使え、作り置きの保存やお弁当箱としても。2,160円(送料込み) www.asil-llc.info

忙しいときには、 三大“利水”粉を使って。

ハトムギ粉大さじ1、小豆粉大さじ1、黒豆きな粉大さじ1。なんともカンタンな配合の通称・頭の悪い粉。命名はもちろん、若林さんだ。

「何も考えずにこの3種を同量配合すればいいという……はい。完全に、体の水はけをよくするための配合です。すべて利水食材ですから。料理する時間のないときにはこれで対処してください。お湯でといておかゆのようにして食べてもいいし、豆乳やスープに混ぜてもおいしいですよ」

【常備したい。水はけをよくする3種の粉。】ハトムギはヨクイニンとして薬局で売られていることも。スープに混ぜて飲んでも。
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