毎日食べても飽きがこない、基本のみそ汁【腸を整えるみそ汁レシピ】
撮影・青木和義
毎日食べても飽きがこないよう、具材の組み合わせには工夫をこらして。
みそ汁の具はどうしても、マンネリ化してしまいがち。
「みそはさまざまな食材に合うので、もっと自由にアレンジしていいんです」
と、みないきぬこさん。
作り置きしたみそ玉に、さらに腸をきれいにする食材を取り合わせたみそ汁のレシピを考案してくれた。
「便通をよくする食物繊維が豊富な、夏野菜や海藻、きのこ、豆類を中心に組み合わせてみました。しっかり栄養が吸収できる、食べごたえのあるみそ汁や、暑い季節にもぴったりの冷や汁などもご紹介します」
彩りを加えることも忘れないように。
「ともすれば地味になるので、トマトやパプリカなどで色味を足すようにしましょう。桜えびは見た目が華やかになるだけでなく、コクが増してよりおいしくなります」
具だくさんの根菜汁
ゴロゴロ食材でボリュームたっぷり! 1杯で大満足。
噛めば噛むほど、素材の優しい味わいが口の中に広がる。「こんにゃくは快便を促してくれます」
【材料(2人分)】
ごぼう中1/2本、れんこん⅓節、にんじん中⅓本、絹さや(へたとすじを取ったもの)4〜6枚、木綿豆腐100g、こんにゃく(アク抜き済みのもの)50g、ごま油小さじ1、みそ玉2個(30g×2※以下同)、だし汁(昆布とかつお節で取ったもの※以下同)2と1/2カップ
【作り方】
1.ごぼうはささがきにし、冷水に5分ほど放してざるにあげる。れんこん、にんじんは皮付きのまま乱切りにする。こんにゃくは一口大にちぎる。
2.ごま油を鍋に入れて中火で熱し、1の根菜、こんにゃくを加えて炒め、全体が馴染んだらだし汁を加える。
3.ふつふつしてきたらアクを取り、ふたを少しずらしてのせ、弱めの中火で10分ほど煮る。
4.豆腐をちぎって加え、1分ほど煮たら絹さやを入れ、みそ玉を溶き入れる。
みないきぬこさん●料理家。女子栄養大学卒業後、料理研究家・枝元なほみさんのアシスタントを経て独立。フードコーディネーターとしても、雑誌やテレビ、広告で活躍中。
『クロワッサン』998号より
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