からだ

二重アゴ、ほうれい線、目元のシワ…。 顔の悩みも筋トレで解決可能です。

  • 撮影・黒川ひろみ ヘア&メイク・広瀬あつこ

姿勢を整え、顔の筋肉の使い方を習得。 前準備でトレーニングをより効果的に。

姿勢が悪いと、いくら顔筋を鍛えても歪んだまま発達してしまう。
「まずは、正しい姿勢に整えてからスタート。次に、使いすぎてこわばった筋肉をリラックスさせ“ゆるめる”、そしてたるんだ筋肉を意識して“動かす”、という動作を習得します。この3つの基本ができたら、いよいよ次のページからトレーニングの実践です」

基本姿勢を整える

基本姿勢の「キュ!ピタ!ピン!」でまっすぐな身体に。

立つ

(1)[キュ!]おへその下に「キュッ」と力を入れて、お尻とお腹を下から持ち上げる。(2)[ピタ!]足の裏を「ピタッ」と地面につけて、真下に向かって力強く地面を押す。(3)[ピン!]頭頂部から1本の糸で吊るされたように、首と背筋を「ピンッ」と伸ばす。
(NG1)胸を張ると、腰と背中に無駄な力があ加わり、筋肉に変なクセがつきやすい。(NG2)お腹の力が抜けていると背中や首も曲がるため、肩こりの原因にも。

座る

(1)[キュ!]浅めに座る。下に向く力に負けないよう、力強くおへそを持ち上げる。(2)[ピタ!]膝を直角に曲げて、真下に向かって力強く地面を押す。(3)[ピン!]まっすぐ伸ばした背筋が、座面と直角になるように意識する。
(NG1)脚を組むと必然的に上半身も傾き、顔の筋肉のつき方に左右差が出る。(NG2)一番多いNG例。お腹の力が抜けているので、顔が前に出て猫背になる。

筋肉をゆるめる

頻繁に使ってこわばった筋肉を ほぐし、力の抜けた状態に。

眉間は筋肉が硬くなりやすい部分。指でくるくる回しながら、力を抜く。
ついつい眉間にシワを寄せて考えごとをしていませんか?

筋肉を動かす

普段動かせていない筋肉を 自在に使えるようにする。

笑顔をつくる時、主に大頰骨筋を使うことを意識し、下から頰を持ち上げるように笑う。
思い切り笑ったつもりが、使っているのは顎周りの筋肉だけかも。

間々田佳子(ままだ・よしこ)●顔ヨガトレーナー。小顔・若返りのプロとして、これまでに2万人を超える受講者を指導。近著は『間々田佳子の顔ヨガでV字上げ』。

『クロワッサン』989号より

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