【渡邉季穂さん・ネイリスト】オイル美容の達人に聞く、顔・髪・体、とっておきの使い方。
オイル美容を始めてみたいけど、使い方が分からない……。そんな人のためにオイル好き7人が顔、髪、体、全身への活用術を伝授します。
撮影・黒川ひろみ、青木和義
テレビの前に、脱衣所に。いつでも手の届く場所に置いています。
ネイリストの渡邉季穂さんは、あらゆる場所にオイルを置いているという。
「乾燥が気になった時、すぐ塗れるように習慣化したくて。スキンケアのためだけに時間を取るのは難しいですが、必ず目に入る何カ所かに置いておけば、作業しながら塗れるので便利です」
爪の先まで抜かりなくお手入れ。
「乾燥で爪先が割れてしまう人もいるのではないでしょうか」
そこでネイルオイルの登場。
「指先にコロコロと塗ったあと、根元から押し上げてマッサージ。爪と指の境目まで塗っています。余った分は手になじませて」
乾燥が気になる冬は、リップ代わりとして。
「保湿力がある希少なサボテン種子オイルを、リップクリーム代わりに使うほか、脱衣所に置いてお風呂上がりに全身に塗ったり、信号待ちの間に手に塗ったりと、とにかく手放せません。化粧水に数滴混ぜて使うことも多いです」
シャンプー前の頭皮クレンジングに。
頭皮のむくみが気になる時はシャンプー前のスカルプケア。
「乾いた頭皮に数滴つけ、3分ほど全体をマッサージし、そのまま湯船に浸かり蒸気で蒸します。死海のミネラルと植物エキスが含まれているので、毛穴のつまりも解消してよく眠れます」
『クロワッサン』986号より