舞台挨拶や取材などの仕事で原田さんが着る服は、いつもイメージどおりのエレガントスタイル。でも、普段の原田さんはというと。
「シンプルでリラックスできる服が好きなんです。かといって、ゆるいファッションはだらしなく見えるので、服と体のラインが美しく出ることを重視しています」
そんな原田さんにスタイリストの坂本久仁子さんが選んだのは、着心地がよく、日常的でありながらドラマチックに演出できるニット&プリーツスカート。ランダムな裾が動くたびに揺れて、シルエットがとてもきれい。
「ニットもスカートも素材が上質で軽く柔らかいので、肌触りがいいし、華やかな気持ちになれますね。仕事では10月にある舞台が疲れた老女の役なので、ずっと暗くて地味な服を着ていますが、美しい服を着ると気分が上がります。自分を包む空気もイキイキしますよね」(原田さん)
年齢を重ねると人は進化して、新しく取り込めるものが出てくると坂本さん。大人を素敵に演出するこんな着こなしを、ぜひ参考にしてください。