島本美由紀さんに聞く発酵食とオイル。「祖母が教えてくれた自家製キムチ。 季節の野菜で楽しんでいます。」
日々の食卓に欠かせない、発酵食とオイルを料理研究家でラク家事アドバイザーの島本美由紀さんに聞きました。
撮影・青木和義、角戸菜摘
「祖母が韓国人なので、コチュジャンやキムチなどの発酵食品は、子どもの頃から欠かせない食材。いつも旬の野菜でキムチを作って、常備してあります」
という島本さん。キムチは、定番の白菜や大根、キュウリなどのほか、えごまの葉、キャベツ、梨など、さまざまな食材で作る。
「そのまま食べるのはもちろん、豚キムチやキムチチャーハン、キンパ、チヂミなど、いろいろな料理に活用できます。またコチュジャンは、実は和食とも相性が良く、肉じゃがや味噌汁に少しプラスしても味がグッと深くなり、おいしいんですよ」
ほかに簡単なレシピとしては、さきいかにコチュジャンやはちみつ、ごま油、醤油、おろしにんにくなどを加えた和え物もおすすめ。
「ポリ袋にさきいかと調味料を入れて、よくもむだけ。すぐにできて、おつまみにもぴったりです。キムチやコチュジャンなどを積極的に食べているときは、肌の調子が良いので、発酵食の力を実感します」
島本美由紀(しまもと・みゆき)●200回を超える海外旅行の経験を活かし、手軽に作れるおいしい料理レシピを考案。近著は『毎日使える!絶品たまごレシピ』(ぶんか社ムック)。
『クロワッサン』973号より
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