くらし

もの忘れや便秘に。サバ缶とキムチのチゲみそスープ【鶏むねスープのアレンジレシピ】

慢性的な疲れには鶏むね肉に含まれたイミダペプチドが効果的。応用自在の鶏むねスープをベースに旬の野菜とあわせてかんたん免疫力アップレシピ。
  • 撮影・岩本慶三 文・一澤ひらり

みそベース

【鶏むねスープ500ml+みそ大さじ2】

日本人のDNAに訴えかける“おふくろの味”は無敵の発酵食。

サバ缶とキムチのチゲみそスープ

[効果 → もの忘れ 便秘]

サバのみそ煮缶を使えば味つけ不要で、キムチと絶妙にマッチします。サバは脳を活性化させるDHAが含まれる「健脳食」。キムチの乳酸菌は腸内環境を整え、便秘改善などが期待できます。

【材料】(2人分)
サバ缶(みそ煮) 1缶(200g)
キムチ 50g
すりごま(白)大さじ1
鶏むねスープ(※作り方は画面下に掲載) 500ml
みそ 大さじ2

【作り方】
1.
鍋に鶏むねスープ、キムチ、サバを缶汁ごと加えて中火で温める。沸騰寸前で弱火にし、みそを溶き入れる。
2.器に盛り、すりごまをふりかける。

このひと手間に美味は宿る。応用自在、鶏むねスープの作り方。

【材料】4人分 できあがり約1,000ml

鶏むね肉2枚(約500g)
(左上)昆布(だし用)1枚(10g) (右上)しょうが2片(12g)(下)青ねぎ2本分
水1,100ml

【作り方】

1.筋を切り、肉のパサパサ感をなくすため、鶏むね肉の表面をフォークで数カ所突き刺す。
2.鍋に水、昆布、皮ごと薄切りにしたしょうが、ねぎの青い部分を入れて、弱火で温める。
3.沸騰直前に昆布を取り出す。煮立てるとねばり成分が溶け出し風味を損なうので要注意。
4.鶏むね肉を鍋に入れる。2枚入れると温度が下がるので、中火で沸騰寸前まで煮立てる。
5.優しくグラグラ煮立ってきたら、その状態で3分ほど煮る。グツグツ煮込まないこと。
6.アクが出てきたら、その都度すくう。火の入れ過ぎはパサつきの原因になるので厳禁。
7.3分ほど煮たら、火を止める。3でいったん取り出した昆布を再度、鍋に戻し入れる。
8.鶏むね肉の上に昆布をのせ、フタをして粗熱が取れるまでそのまま冷ます。
【できあがり】9.粗熱が取れたら、鶏むね肉、昆布と香味野菜を取り出せば、万能鶏むねスープの完成。
【保存】10.フリーザーバッグなどに小分けして冷凍庫で保存すれば、約1カ月間保存できる。
エダジュン

料理制作

エダジュン さん

パクチー料理研究家、管理栄養士

東京・品川区生まれ。大学卒業後、スープ専門店の店長を5年間、スープ専門店の本部で商品の物流・購買の仕事に携わったのち、2013年に料理研究家として独立。著書に『野菜たっぷり具だくさんの主役スープ150』(誠文堂新光社)、『鍋の素ー極旨・鍋スープの作り方 バリエーションは無限大!』(PARCO出版)など多数。
https://edajun.com

『Dr.クロワッサン 重だるいがすっきり!万能鶏むねスープ』(2019年2月5日発行)より。

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※ 記事中の商品価格は、特に表記がない場合は税込価格です。ただしクロワッサン1043号以前から転載した記事に関しては、本体のみ(税抜き)の価格となります。

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