ヘア&メイクアップアーティスト・新見千晶さんおすすめ! メイクツール。
ずっと同じツールを使い続けていませんか? 気の利いた道具はメイクの腕をあげてくれます。プチプラにも強い新見千晶さんに、おすすめを聞きました。
撮影・岩本慶三 文・石毛幸子
メイクというと華やかな新作コスメに目がいって、道具のことは気にしていない人が多いよう。けれど、「一度見直してみるといろんな悩みが解決する」と新見千晶さんはアドバイス。
「たとえば、チークを入れるのが苦手な方が多いようですが、上質のブラシを使うと粉の調整がしやすくなります。濃すぎて合わないと思っていた色でも、まったく違う仕上がりに」
アイシャドウなど、パレット付属のチップは持ち歩きにはいいけれど、
「毎日のメイクには、柄が長いほうが持ちやすく、全体のバランスを見ながら描くことができます。余計な力も入らないのでムラにもなりにくい」
また、壊れないからと若いときから使い続けている道具も、実は今の自分にフィットしてないこともある。
「ビューラーや毛抜きも年齢に合わせて使いやすいものが出ています。いい道具は腕を上げてくれ、メイクが楽しくなる。もちろん仕上がりも違います。ぜひ見直しを!」
b-r-s アイブロウブラシ《4,500円》
筆先は約3.5mm。「毛先が短く丸く整えられているので、眉毛に沿ってブラシを動かせば、ちょうどいい幅のラインがきれいに描けます」。コシのあるパーミー毛を使用。眉尻やカーブのエッジも描きやすい。
アイプチ フィットカーラー《1,500円》
加齢で瞼がたるむとビューラーでまつ毛をとらえにくくなる。「これはカーブが深く、隠れたまつ毛を根元からキャッチしてくれます」。ゴムに弾力があり、軽い力でくるんと上がる。
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