メイクというと華やかな新作コスメに目がいって、道具のことは気にしていない人が多いよう。けれど、「一度見直してみるといろんな悩みが解決する」と新見千晶さんはアドバイス。
「たとえば、チークを入れるのが苦手な方が多いようですが、上質のブラシを使うと粉の調整がしやすくなります。濃すぎて合わないと思っていた色でも、まったく違う仕上がりに」
アイシャドウなど、パレット付属のチップは持ち歩きにはいいけれど、
「毎日のメイクには、柄が長いほうが持ちやすく、全体のバランスを見ながら描くことができます。余計な力も入らないのでムラにもなりにくい」
また、壊れないからと若いときから使い続けている道具も、実は今の自分にフィットしてないこともある。
「ビューラーや毛抜きも年齢に合わせて使いやすいものが出ています。いい道具は腕を上げてくれ、メイクが楽しくなる。もちろん仕上がりも違います。ぜひ見直しを!」