【ストレス編】心が弱ったときのツボストレッチ。
ライター 齋藤優子 イラストレーション 中村久美
ストレスがたまった時の体の状態
裂寸前の風船のような状態。外からプレッシャーを受けて、行き場を失ったエネルギーが、あちこちにたまってしまい、ヒートアップしています。実際、頭がパンパンになったり、お腹が張ったような痛みを感じることもあり、ストレス性の胃潰瘍は、その最たるもの。熱は上昇しやすいので、喉がカラカラになったり、口の中が渇いたりすることがあります。プレッシャーを受けて、エネルギーの流れが乱れてしまったことが原因。もつれたエネルギーをほどいてくれるツボ、を使います。もむと同時に、横隔膜を意識して深呼吸をすると、血流も促され、エネルギーの流れがもっとよくなります。
ストレスを感じたら、脇腹に手を当て、深呼吸。
日月(じつげつ)をもむ
場所:乳頭線上にあるいちばん下の肋骨の上のくぼんだところ
方法:肋骨の下に人さし指、中指、薬指をおいて、張りを緩めるようにもむ。
さらに効果的:日月(じつげつ)に手をおいて、深呼吸
方法:肋骨の下に手を押しこみ、お腹をへこませながら息を吸ったら、手を緩めて、お腹を膨らませながら、ゆっくり息を吐く。過呼吸を起こしやすい人は、やりすぎないように。
[ 体の不調にも効く ]
● 吐き気
● 二日酔い
● 胸やけ
● しゃっくり
● 肋間神経痛
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