【猫背・背中のコリ編】つらい時に効果を感じる、症状別ストレッチ。
身体が硬かったり、痛みを抱えている人でも取り組める、簡単で安全なセルフストレッチでトラブルに対処しよう。
撮影・清水朝子 モデル・SAORI
【猫背・巻き肩】立ち姿勢ではむずかしい矯正を、気持ちよく脱力しつつ。
横になって脱力した状態で、肩甲骨と肩甲骨の間にビニールボールを2個並べ、その上をゴロゴロするのが基本。猫背ぎみの人が「いい立ち姿勢になって」と意識すると、胸を張りすぎた緊張感ある立ち方になってしまいがち。ところが、この方法なら自重だけで無理な力が入らないまま胸が開き、肩をリラックスさせて腕を回すことができる。ストレッチ後にボールを抜くと、自然と肩甲骨が床に付くようになる。左右を1セットとして行って。また、背中に置くボールの位置が上すぎると頚椎が苦しくなるので避けること。
小笠原恭子(おがさわら・きょうこ)●整体師、ダンス・ストレッチ講師。女性専用の整体院『整体や 三日月』で女性ならではの不調にマンツーマンで対応。20年以上のダンスインストラクター歴をもとに、柔軟性のある動ける身体を作る。
『クロワッサン』967号より
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