イヤーアクセサリーをより際立たせる、ヘアバランスとは?──アクセサリーとヘアスタイル
撮影・藤井マルセル(t.cube) ヘア&メイク・高松由佳 スタイリング・田中麻理乃 モデル・池 奈穂、里 明日香 構成&文・中條裕子
“イヤーカフ”は横顔が印象的に見えるようおくれ毛を活かして
耳にかけるだけという手軽さと、いくつも重ねづけできる自由さとで、人気となっているイヤーカフ。
「耳周りのアクセサリーは両耳につけるイメージですが、片方だけをボリューミーにするのもかわいい。その場合は横顔を印象的に見せたいので、髪型をすっきりさせすぎるより、揺れる感じのおくれ毛があるほうがイヤーカフがより際立ちます」
長く“揺れるタイプ”は面長に見えるので前髪にアクセントを
顔の下半分に目線が行きがちな、長く揺れる型のイヤーアクセサリー。
「重心が下にあると面長に見えがちなので、前髪や顔周りにアクセントがあるといいです。たとえば、前髪の横のこめかみ部分の髪の毛をふんわりさせてみて。前髪あたりにボリュームを持たせると、目線が上にいくので効果的です。メイクも眉や目元を少し強調するようにしてください」
耳元をふんわりさせ“揺れないタイプ”をより華やかに
揺れないタイプは、耳を見せながらその周りにボリュームを持たせるような髪型にするのがポイント。
「顔周りにある印象的な色や形は、顔を補正する効果があります。それを生かすために、耳のすぐ上の髪の毛は耳にかけるようにして。表面の毛をふんわりとのせる感じにすると、オーソドックスな揺れないタイプを華やかに見せることができます」
まとめ髪には左右で異なる“アシンメトリー”を
右からと左からと、見る方向によって印象が変わるのがアシンメトリータイプのおもしろいところ。
「アクセサリーが映える髪型としては、ある程度の長さがあるならば、結ぶなどして耳を出すようにします。ハーフアップで顔周りをすっきりさせるスタイルもおすすめ。前髪も流してタイトな感じにすると、さらに洗練された印象になります」
『クロワッサン』1142号より
広告