パステルカラーで身も心も爽快に──大沼こずえの「ずっとの、おしゃれ」
撮影・葛川栄蔵(hannah)
1. さらりとしたコットンボイルのティアードワンピース。青みピンクは肌もきれいに見せてくれる。〈コットン100%〉2万4200円(ノーメント/ショールーム セッション)
2. 衿と裾に施されたボーラーレースがほどよく華やかなノースリーブワンピース。〈コットン100%〉4万1800円(ノーメント/ショールーム セッション TEL:03-5464-9975)
3. 涼しげな水色のシャツワンピースは、ウエストのリボンベルトの結び方次第でいろいろな表情が楽しめる。〈コットン70%×シルク30%〉6万1600円(エンリカ enrica.jp)
4. ライムイエローが目をひくツイストスリーブのリネンワンピース。小顔効果のあるキーネックデザインもうれしい。〈リネン100%〉3万3000円(ティッカ ticca.jp)
5. 適度な光沢が美しいタフタワンピース。落ち着いたペールグリーンの色味は、通年着られそう。〈ナイロン62%×コットン38%〉4万6200円(レキップ TEL:03-6861-7698)
6. 撥水・透湿性に加えUVカット効果もあるライラック色のワンピース。深いVネックと豊富なギャザーで細見え効果も。〈ナイロン100%〉4万4000円(モガ TEL:03-6861-7668)
パステルカラーで身も心も爽快に
こんにちは。スタイリストの大沼こずえです。気づけば6月。暦の上だけでなく、体感ももう夏ですね。気温も湿度も高くなる季節は、さらっと一枚で着られるアイテムが重宝します。というわけで、6月のテーマはワンピース。今号では、梅雨のじめっとした気分も明るくしてくれそうなパステルカラーのものを集めました。
おすすめしたいのは、肌に張り付かず着心地がよい、空気をはらんだようにふんわりしたシルエット。ティアードやギャザーがあるものを選ぶのも、涼しく着こなすコツのひとつです。また生地も、コットンや、ナイロンでもコットンライクな高機能素材のワンピースにすれば、見た目も肌触りも涼しげになります。淡い色でふんわりフォルムだと、膨張して見えてしまうこともありますが、たとえばこちらにあるように、ウエストマークができるベルト付きだったり、衿ぐりが深くシャープにカットされていたりと、部分的に引き締めポイントが施されているものなら安心。
と、機能面ばかりをお伝えしましたが、パステルワンピの魅力はなんといっても“かわいい”こと!
裾が風でふくらむ心地よさや、お気に入りのメイクとの相性など、自分がかわいい気分でいられるものを着るのも、時には大事だと思います。
『クロワッサン』1143号より
広告