こんにちは。スタイリストの大沼こずえです。
今年最後にお話しするのは、ブラックパールのピアス。
黒といっても、赤みがかっていたり、ブルーグレーのようだったり。個体差や光の当たり方によっても色や質感が違って見えて、そこにニュアンスが宿ります。発光するような白パールの華やかさとはまた違う、しっとりとした色気。これから愛でる、ネクストジュエリーの本命としてお薦めしたいのです。
こんにちは。スタイリストの大沼こずえです。
今年最後にお話しするのは、ブラックパールのピアス。
黒といっても、赤みがかっていたり、ブルーグレーのようだったり。個体差や光の当たり方によっても色や質感が違って見えて、そこにニュアンスが宿ります。発光するような白パールの華やかさとはまた違う、しっとりとした色気。これから愛でる、ネクストジュエリーの本命としてお薦めしたいのです。
とはいえブラックパールは手頃とはいいにくいお値段なので、いまの季節に買うならピアスなど、まず耳に着けるものから。
冬のトップスはどうしても暗い色に、首回りも詰まりがちですが、そこでいい仕事をするのが耳元のブラックパール。「顔回りを明るくしたくて来ました!」といった主張はせず、あか抜けをそっとプラス。要はなんてことない黒タートルでこなれた上級者になれる。いいでしょう?
重要なのは、フォーマルにしないこと。片耳用、アシンメトリー、ロングタイプなど、普段選ぶデザインより2段階ほど「攻めた」ものでちょうどいいのです。モードと品が両立するのがブラックパールの真骨頂ですから。
さて、今年ももうすぐ終わり。諸々が再開し、装いも仕切り直しの日々でした。来年も皆でおしゃれに心を砕けるような、穏やかな年でありますよう。
『クロワッサン』1108号より
※ 記事中の商品価格は、特に表記がない場合は税込価格です。ただしクロワッサン1043号以前から転載した記事に関しては、本体のみ(税抜き)の価格となります。