からだ

切らなくても印象が変わる!3つの前髪アレンジで簡単イメチェン。

分け目を変えるだけで、印象が変わる。
イメージチェンジや若々しく見せたいならまずは前髪アレンジを。
粮理家・松見早枝子さんがトライ!
  • 撮影・天日恵美子 文・今井 恵

流して、巻いて。 切らなくてもここまで雰囲気を変えられる。

「前髪はずっとキープしています。でも髪質のせいか、形をつけづらく、アレンジが難しいんです。とくに忙しくて美容室に行けない時などは、伸びた前髪の処理にいつも悩みます」と、粮理家でウェルネスフードスタイリストの松見早枝子さん。

粮理家、 ウェルネスフードスタイリスト 松見早枝子さん

伸びて中途半端という前髪を、ESPERの長谷川弘美さんが3パターンにアレンジしてくれた。

「松見さんは細くて柔らかい髪だけど、まっすぐ下向きに生えていて、根元がつぶれやすいですね」(長谷川さん)

まずは長くなった前髪をエレガントに横に流すアレンジ。さらに前髪に自然な束感をつけて、動きのあるダウンスタイル。最後はドレスアップにも映える、おしゃれターバンスタイルに。

「額を出すと顔がきつく見えるので前髪を下ろしていたのですが、いつも同じだと飽きてしまいます。こんな伸びかけでも、アレンジで雰囲気が変わるんですね。自分でもやってみます」

すぐに実践できるテクニックで、この秋、イメージチェンジしてみては。

style1|長めのサイドパーツでエレガントに。ドライヤーの温冷がけがポイント。

「こんなふうに前髪を自然に流したかった! でも根元のクセが強くて戻ってきてしまうんです」と、松見さん。コツはドライヤーの温冷がけ。
「髪は温めると柔らかくなり、冷やすと固まるので、形づけやすくなります」と長谷川さん。仕上げに浮き毛をヘアマスカラで抑えて。

前髪を流したい方向に軽く手で引っ張りながら、ドライヤーの温風を約5秒、次に冷風を約5秒と交互に当てて形をつける。

生え際周りの切れ毛などが浮き毛となって髪のシルエットを崩しがち。そんな時は透明のヘアマスカラで髪表面をなでつけて整える。

style2|毛先に束感をつけて遊ばせる、 大人のシースルーバング。

大人世代のシースルーバングは、毛先を遊ばせ、少し崩してナチュラルに。「松見さんの前髪はストンと額に沿って落ちる髪質なので、アイロンとスタイリング剤で根元を立ち上げ、ヘアクリームをつけた指で毛先を少しずつつまみ、束感をつけるとバランスがいい」(長谷川さん)

ヘアアイロンで前髪の根元を引っ張るように内巻きに。コームに固まらないタイプのスタイリング剤を吹きかけ、根元を立ち上げる。

style3|サイドパーツ&ターバンで、 ファッショナブルに印象アップ。

手持ちのスカーフや大きめのハンカチをターバン風に巻く際は、前髪を横分けにして、髪をターバンの下からのぞかせるのがポイント。「ターバンは前髪もサイドの髪も落ちてこないし、分け目を気にする必要がないし、オシャレ感が増すのがいいですね」(松見さん)

スカーフや大判のハンカチを幅8cm程度の帯状に畳み、前髪がターバンの下から見える位置に巻いて、結び目を布の間に隠す。

「見せる前髪のバランスが決め手です」

長谷川弘美

長谷川弘美 さん (はせがわ・ひろみ)

『ESPER』ディレクター

美容師歴30年以上のキャリアを持ち、穏やかな接客と確かな技術、抜群のセンスでたくさんの顧客を持つ。https://esper-net.com

『クロワッサン』1100号より

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