仰向けになって腰を持ち上げるポーズ。簡単そうに見えて、写真の私、全身の筋肉を総動員しています。
腰は、まさにカラダの「要」。
カラダは上半身、下半身に分かれますが、上半身のいちばん下にあって、骨盤の中心に位置しているのが仙骨(せんこつ)。一方、下半身のいちばん上に位置するのが寛骨(かんこつ)。骨盤の左右の壁を形成している一対の骨です。
このジョイント部分が腰ですね。腰が自在に動かせれば、カラダ全体をコントロールできる。人間にとって大事ですが、こと女性には極めて重要な場所です。
理由は、骨盤底筋。これは骨盤の下方にある、ごく薄~い布のような筋肉なのですが、人生のQOL(生活の質)を大きく左右するからなのです。骨盤底筋が緩み始めるのが40代、尿漏れに悩む女性は増えていきます。量が増えれば外出もままならず、鬱々した気分で過ごすことになります。