若い頃ひどい足のむくみに悩まされてきた、川原真由美さん。それが運動の大切さを知るきっかけになった。
「足首が丸太のようになっていたんです。それが20代後半に水泳を始めて、体を動かすようになったら楽になって」
その後、水泳仲間に誘われてトライアスロンも経験。その際、強度の高くない有酸素運動が体力キープには有効だと知った。山登りを始めた今、頻繁に通っていると持病の膝痛、腰痛も感じないが、なかなか行けないことも。そんな時は近所の公園に散歩へ。血流もよくなり、体温が上がると体がほぐれてくるという。
「散歩はショート、ロングと、日によってコースを変えています。木々や草花の変化といった自然の移り変わりを楽しみながら、自分のペースで行うのが続くコツかと。心拍数を測りながら歩くんです。少し歩いたら10秒脈拍を測り6を掛けて、110くらいになる速さに調節して。疲れていると心拍数が上がりやすいので、体の調子がすぐわかる。運動しなくてはと思うと、ついハードになったりするけど、心拍数を測りながら歩けばやりすぎることもありません」
土の上を歩くと体幹も鍛えられ、気分もリフレッシュ。散歩は日々の習慣に。