からだ

健やかな体を支える「心拍数を測って無理をしない散歩」術。

積み重なる前に解消する、それがコリや痛みを溜めない秘訣。
そのために実践していることを、イラストレーターの川原真由美さんに聞きました。ぜひ日々の参考に!
  • 撮影・青木和義 構成&文・中條裕子

「心拍数を測ってペースを調整しながら散歩を楽しむ」

若い頃ひどい足のむくみに悩まされてきた、川原真由美さん。それが運動の大切さを知るきっかけになった。

「足首が丸太のようになっていたんです。それが20代後半に水泳を始めて、体を動かすようになったら楽になって」

その後、水泳仲間に誘われてトライアスロンも経験。その際、強度の高くない有酸素運動が体力キープには有効だと知った。山登りを始めた今、頻繁に通っていると持病の膝痛、腰痛も感じないが、なかなか行けないことも。そんな時は近所の公園に散歩へ。血流もよくなり、体温が上がると体がほぐれてくるという。

「散歩はショート、ロングと、日によってコースを変えています。木々や草花の変化といった自然の移り変わりを楽しみながら、自分のペースで行うのが続くコツかと。心拍数を測りながら歩くんです。少し歩いたら10秒脈拍を測り6を掛けて、110くらいになる速さに調節して。疲れていると心拍数が上がりやすいので、体の調子がすぐわかる。運動しなくてはと思うと、ついハードになったりするけど、心拍数を測りながら歩けばやりすぎることもありません」

土の上を歩くと体幹も鍛えられ、気分もリフレッシュ。散歩は日々の習慣に。

寝る前に開脚をすると、ぐっすり眠れます!

体を倒す際には背骨を伸ばすのがコツ。無理せず痛気持ちよいくらいの角度で。ただ脚を広げるだけでも充分。続けるとだんだん開くように。

川原真由美

川原真由美 さん (かわはら・まゆみ)

イラストレーター、グラフィックデザイナー

書籍、雑誌、広告を中心にイラストレーションやグラフィックデザインを手がける。山登りの楽しさを綴った著書『山とあめ玉と絵具箱』(リトルモア)も。

『クロワッサン』1086号より

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