「ラジオ体操は第一と第二を10分、あとは腕立て伏せを40回と片足立ちを左右2分ずつ」、それが朝の習慣になっているという、羽田美智子さん。
舞台に出ていた際に自らの体力のなさを痛感し、もう4年ほど続けている。
「腕立て伏せはまず20回やって、いったん休んでストレッチをして、もう20回。ずっと続けていると背中が凝るので、途中で一度伸ばすようにしています。腕立て伏せを2セットやった後は、片足立ちを左右それぞれ2分間ずつ。あえて目をつぶってバランスをとりにくくして。片足立ちは整体の先生に教えてもらったんです。女性はインナーマッスルが弱いので内臓疾患になりやすいから、と。これで体幹もしっかり鍛えることができます」
こうしたエクササイズは自宅ででき、毎日続けられるのもいいところ。時に数日空いても大丈夫、そうした緩さも続けるうえで大切なことだという。
「周囲が不調を抱える年齢になってきて、女性は骨盤底筋が緩んだり膝関節症になっていくんだなと目の当たりにすることが多くて。これを食い止める方法を40、50代からやっておくと心強いかな、と思うようになりました」