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ダブルの豆使いで栄養も歯応えもアップ!枝豆のがんもどき【牛尾理恵さんのレシピ】

夏の不調を防ぐには、まずタンパク質を摂ることが肝心。動物性、植物性を取り混ぜ、旬の野菜と合わせて作り置きすれば、いつでも楽に食べられます。

撮影・小川朋央

冷蔵庫で3日ほど保存可能。ガラス製の容器ならにおい移りも気にならない。
冷蔵庫で3日ほど保存可能。ガラス製の容器ならにおい移りも気にならない。

豆腐のうちでもタンパク質が多い木綿にさらに枝豆を合わせて。揚げていてもあっさりした味付けで、食べ飽きない。チーズを加えれば、お酒の伴にも。

【材料(直径約7cm×8個分)】
木綿豆腐 2丁
ゆで枝豆(さやから出したもの)50g
乾燥桜エビ 20g
乾燥ひじき 5g
山芋(大和芋)50g
卵 1個
片栗粉 大さじ2
塩 小さじ1/4
揚げ油 適量

【作り方】
1.木綿豆腐はペーパー数枚で包み、重しをして2時間ほど、しっかり水切りする(重しの目安は豆腐の3倍、2丁なら1Lのペットボトルなどで)。ひじきは水で戻し、しっかり絞る。山芋はすりおろす。
2.豆腐をすり鉢などですりつぶし、ひじき、山芋、枝豆、桜エビ、卵、片栗粉、塩を加えて練り合わせる。
3.手に油を少し塗り(分量外)、2を丸めて約170度に熱した油で6分ほど揚げる。

↓アレンジ

ダブルの豆使いで栄養も歯応えもアップ!枝豆のがんもどき【牛尾理恵さんのレシピ】

チーズ焼き
がんもどきを耐熱皿にのせ、ピザ用チーズをかけてトースターで焼く。刻んだ青じそをのせて盛り付ける。

タンパク質と夏野菜を同時に摂る。

40歳で始めたダイエットがきっかけで、今では筋トレが日課という牛尾理恵さん。週に4回はジムに通っている。

「トレーニングをしたら効率よく筋肉をつけたいので、タンパク質は積極的に摂取しています。水分を貯蔵する筋肉が体についているほうが、熱中症や脱水症状にもなりにくいんですよ」

タンパク質を摂る際には、ビタミンや適度な糖質も同時に、を心がけるとより吸収されやすくなるのだという。

「ビタミンたっぷりの夏野菜と合わせて作り置きしておけば、時間のない朝でもご飯や麺と合わせてさっと一品ができ、タンパク質を手軽に摂ることができます。そうした食事と、自宅でできる簡単な筋トレやウォーキングを合わせれば、夏バテや熱中症の予防にも」

  • 牛尾理恵

    牛尾理恵 さん (うしお・りえ)

    料理研究家

    栄養士の資格を持つ。日々のごはん作りに生かせる健康的で作りやすいレシピが人気。近著に『オートミールでスープジャー弁当』など。

『クロワッサン』1073号より

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