暮らしに役立つ、知恵がある。

 

青菜と揚げの蒸し炒め【腸から温まる、たなかれいこさんのレシピ】

「歳を重ねると体が弱くなるとか、免疫力が落ちると言うけど、そんなの思い込みです」。
そう語るたなかれいこさんは、ここ40年間医者知らず。これといって不調もなく、むしろ「いまがいちばん調子いい」状態が毎年続いているとか。どうやらその秘密は食べ方にありそうです。そこで早速、厨房を訪ねることに。楽しそうに調理をするたなかさんの料理には体を冷やさず、腸を温めるための知恵や工夫が詰まっていました。

撮影◦青木和義 文◦葛山あかね

塩は大切。 野菜にとっても人間の体にも

「塩は野菜の甘味や香りを引き出し、えぐみを抑えてくれる調味料。いい塩を使うだけで料理は簡単においしくなります」

いい塩とは、海水を天日や火力で結晶化したミネラル豊富な塩のこと。

「人間の体に必須なミネラルを補えますから、体の調子も整います」

青菜と揚げの蒸し炒め

青菜と揚げの蒸し炒め【腸から温まる、たなかれいこさんのレシピ】

【材料】作りやすい分量
小松菜 …… 2束(旬の葉野菜なら何でも)
油揚げ(冷凍しておいたもの) …… 2枚
オリーブオイル …… 大さじ4
塩 …… 小さじ1~

【作り方】
1.
青菜を4cm幅に切り、茎と葉っぱに分けておく。
2.鍋にオリーブオイルをまわし入れ、茎部分を入れてオイルコーティングをするように混ぜ、葉っぱも加えて混ぜ合わせる。
3.鍋底にうっすらたまるくらいの水を加え、蓋をして火にかける。はじめは中火、鍋中から音がして熱々になったら弱火にする。
4.ときどきかき混ぜ、途中で油揚げを手で割りながら加える。
5.青菜にすっかり火が通ったら強火にして、塩をふり入れ、かき混ぜる。

火を入れる前に青菜をオイルでコーティングします。
火を入れる前に青菜をオイルでコーティングします。
油揚げは冷凍したものを。手で割れて味もしみやすい。
油揚げは冷凍したものを。手で割れて味もしみやすい。
青菜に火が通ったところで軽くかき混ぜましょう。
青菜に火が通ったところで軽くかき混ぜましょう。
調味は塩でシンプルに。青菜の本当の味がわかります。
調味は塩でシンプルに。青菜の本当の味がわかります。
火を入れる前に青菜をオイルでコーティングします。
油揚げは冷凍したものを。手で割れて味もしみやすい。
青菜に火が通ったところで軽くかき混ぜましょう。
調味は塩でシンプルに。青菜の本当の味がわかります。
  • たなかれいこ

    たなかれいこ さん

    食のギャラリー612主宰

    「たべもので美しく、健康に」を提案する料理家。たべもの教室を主宰する傍ら、長野県蓼科で自ら無農薬・無肥料・無耕起で野菜を栽培。著書に『がんばらない料理』『たべるクリニック』など。

『Dr.クロワッサン 最新版 免疫力が上がる食べ方』(2020年5月28日発行)より。

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