姿勢のタイプにかかわらず、万人に有効な歩幅を広げるストレッチメソッド。
まずは腸腰筋(ちょうようきん)のストレッチから。腸腰筋は股関節の前側、背骨と太ももの骨をつなぐ、大きな歩幅で歩くための重要なインナーマッスル。
「この筋肉の柔軟性が低いと、歩くときに骨盤を前に移動させにくくなります。足だけは前に出すものの腰が引けた歩き方になったり、体幹をしっかり使えない歩き方になり、歩幅の低下の原因に」
ポイントは台に乗せた脚から骨盤を前側に移動させていくこと。こうすることで、後ろの脚の股関節から太ももの前側の筋肉がストレッチされます。
歩いて公園に行き、その場でストレッチをしてまた歩いて帰ってくるという想定。行きと帰りでは歩幅の広さに変化があるかも。