「食べる輸血」ビーツとレバーのバルサミコソテー【井澤由美子さんのレシピ】。
食養生を提案する料理家の井澤由美子さんによる注目のスーパーフードを組み合わせた料理は、しみじみとおいしく、体を癒やしてくれる。
撮影・青木和義 スタイリング・矢口紀子 文・田村幸子
ビーツとレバーのバルサミコソテー
食べる輸血で”かくれ貧血”をレスキュー。
あざやかな濃いピンク色のビーツと新鮮なレバーの取り合わせは、バルサミコの酸味とコクで、フレンチビストロ風。
「中医学では、爪が割れる、髪がパサつくというときは、血液が足りていないとき。食べる輸血という異名をもつビーツにレバーを加えて、ダブルでケアしましょう」。
フレッシュなビーツが手に入らないときは、水煮したものを。
【材料(2人分)】
ビーツ(下ゆでしたパックのもの)150g
鶏レバー 200g
バルサミコ酢 大さじ1と1/2
醤油 小さじ1/2
塩・胡椒 各少々
片栗粉 大さじ2
オリーブオイル 大さじ1
ベビーリーフ 適量
クルミ 5〜6粒
【作り方】
1.ビーツは食べやすく切る。鶏レバーは筋や脂があれば取り除き、食べやすく切って水に20分ほど放す。ザルにあげて水気をしっかり拭く。
2.バットに鶏レバーを置き、塩、胡椒をふって全体に片栗粉をまぶす。
3.フライパンにオイルを入れて中火で熱し、鶏レバーを焼く。ビーツを加え、バルサミコと醤油を加え、全体をなじませるようにソテーする。
4.器にベビーリーフを敷き、3を盛りつけ、砕いたクルミをふる。
ビーツ
●ビタミン
●ミネラル
●植物由来の抗酸化剤 など
『クロワッサン』1051号より
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